常盤貴子、大阪版「男はつらいよ」で桂雀々演じる寅やんの妹役「NG続いても雀々さんは私が守る」

引用元:スポーツ報知

 落語家の桂雀々(59)、女優の常盤貴子(47)が2日、NHK・BSプレミアムの連続ドラマ「贋作(がんさく) 男はつらいよ」(来年1月5日スタート、日曜・後10時)の取材会を東京・渋谷の同局で行った。

 渥美清さん主演、山田洋次監督の名作映画シリーズの舞台を現代の大阪に変えた作品で、山田監督自ら脚本を担当。当時助監督として現場を踏んだ朝原雄三監督が演出と共同脚本を手がけている。山田監督直々の指名で関西弁の「寅やん」を演じている雀々は「雰囲気を出せる、というところだけで選ばれた。心配で不安でしたが、必死のパッチで頑張りました」と語った。

 映画版では倍賞千恵子(78)が演じた寅さんの妹、さくら役の常盤は「朝原監督から『あなた、よく(オファーを)受けたね』と言われた。でもあれだけの名作を改めて山田監督が作ってみようと思われたことがうれしくて」と前向き。「さくらは何があってもお兄ちゃんの味方。『雀々さんは私が守る! NGが続いてもかまいません!』という感じだった」と撮影を振り返ると、雀々は「寅が入るとテープ(撮影テイク)が20何回になる。よくお付き合いいただき感謝です」と恐縮しきりだった。

報知新聞社