『破天荒フェニックス』原作小説の表紙モデル・中林大樹がカメオ出演

引用元:オリコン
『破天荒フェニックス』原作小説の表紙モデル・中林大樹がカメオ出演

 3日からテレビ朝日系で放送されている新春3夜連続ドラマ『破天荒フェニックス』。きょう5日(後11:10~※一部地域を除く)放送の第3夜・完結編に、原作小説の表紙モデルを務めた中林大樹が、カメオ出演していることが明らかになった。

【場面写真】『破天荒フェニックス』第3夜・完結編より

 債務超過で倒産寸前だったメガネチェーン「OWNDAYS(オンデーズ)」を買収し、10年足らずで再建を果たした田中修治社長が2018年に書き下ろした自伝的小説『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』(幻冬舎)を、勝地涼主演で実写ドラマ化した本作。

 原作小説の表紙でメガネまみれになっていたのが、中林だ。ドラマ第3夜・完結編には、メガネチェーン・サンデーズの社長・田村雄司(勝地)と経理担当・奥田吉弘(伊藤淳史)が深刻な打ち合わせをするために訪れるバーの店員役で登場する。「表紙でメガネをたくさん掛けていた変な人も、どこか1シーンに出演しますので、お見逃しなく!」とアピールする。

 あのインパクトのある表紙の撮影は「とても面白かったです。顔中にすごい数のメガネを掛けられて、やってることは“お笑い”なんだけど表情は真剣そのもの。田中社長率いるオンデーズの生き様のように『負けねぇぞ!』みたいな。結果、仕上がりは最高でした」と、中林にとっても会心作。さらに、ドラマ版への出演は「やはり思い入れもありますし、原作の一ファンとしても、一俳優としても、この作品に出られたことは幸せでした」と、コメントしている。

 勝地とは今回が初めての共演だったという中林は「原作の田中(修治)社長のひょうひょうとした言動の裏にある強い意志や勢いが勝地さんから出ていて…さすがだなと思いました」と、その演技を目の当たりにして感銘を受けていた。

■『破天荒フェニックス』第3夜・完結編あらすじ 

 メガネメーカー・藤林光学の藤林社長(升毅)の協力を得た画期的な新商品・ウルトラタフフレームが完成し、ついに発売初日を迎える。店舗で発売開始の指揮を執る神戸麻美(瀧本美織)と、社長室でパソコンを前に固唾をのんで状況を見守るサンデーズのメンバー…。いざ、発売が始まると早々に在庫切れが続出、その後、雑誌でも特集されるなど、好調な滑り出しに、社長・田村雄司(勝地)をはじめ、サンデーズのメンバーは大喜び。しかし、対照的に経理担当・奥田吉弘(伊藤)だけは、ひとり浮かない顔をしていた…。

 そんな中、新規出店店舗の契約をしようとした物件がことごとくライバルチェーン・スミスに奪われる状況に松尾秀和(稲葉友)はブチギレ! 奥田も雄司に「このままいくと年末には3億円の資金ショートが発生する」と、これまでひとりで抱え込んでいた絶望的な状況を告白する。

 さらに、絶体絶命のピンチを迎えたサンデーズをあざ笑うかのように、スミスの社長・御子柴徹(川平慈英)は、新規店舗の契約妨害にとどまらず、なんとウルトラタフフレームをも横取りしようと画策。金に物を言わせて藤林社長に急接近する。

 次から次に大ピンチに見舞われるサンデーズだが、一致団結してなんとか乗り越えようと意気込む。そんなさなか、商品部の部長・橋本悟(丸山智己)が病魔に侵されていることが判明し…。

 支払期限が刻一刻を迫る中、資金繰りに奔走する雄司は、増資の引受先として全国のショッピングモールに店舗を展開している海島商事の社長・京極(名高達男)を紹介される。最後の望みをかけて、京極に会う決意をした雄司と奥田は、指定された料亭へ向かう。座敷に通された二人を待ち受けていたのは、御子柴だった。当然のように京極に雄司と奥田を紹介する御子柴の姿に、二人はぼう然と立ち尽くす…。
 
 ついに、本気でサンデーズを潰しにきた“史上最強の敵”御子柴に、雄司らは打ち勝つことができるのか…!?