ＳｉｘＴＯＮＥＳ、Ｊｒ．時代の葛藤明かした「本音」全国ツアースタート

　ジャニーズ６人組「ＳｉｘＴＯＮＥＳ（ストーンズ）」が４日、横浜アリーナで３度目の全国ツアー（５か所１８公演）をスタートさせた。２２日のＣＤデビューを前に同所４日間７公演はＪｒ．最後のライブ。Ｘ　ＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩが手がけたデビュー曲「Ｉｍｉｔａｔｉｏｎ　Ｒａｉｎ」をフル初披露するなど、１万５０００人を魅了した。

　本編最後、ジェシー（２３）は「正直デビューなんかできないと思いながら、粘ってジャニーズをやってきた」と６人それぞれ事前録音した音声でデビューへの思いやＪｒ．時代の葛藤を明かした。滝沢秀明副社長（３７）が前日深夜に１人ずつ呼び出して「本音を引き出す」と収録したものだ。京本大我（２５）は、父・政樹（６０）の“２世”としての葛藤と向き合ってきた思いを言葉に、号泣で「―Ｒａｉｎ」を歌い上げた。

　歌唱の半数以上は、１５年の結成から積み重ねてきたオリジナル曲。何人もの後輩たちを見送りながら、キャリアは十分に積んできた。昨年末には同時デビューする９人組「Ｓｎｏｗ　Ｍａｎ」とＮＨＫ紅白歌合戦のジャニー喜多川さんの追悼企画に出演。田中樹（２４）は「次は自分たちの曲で（紅白出場）」と力を込めた。ドームやスタジアム、海外公演など夢を膨らませながら、待望のＣＤデビューへ準備は整った。 報知新聞社