「コナン」に『SHIROBAKO』「セーラームーン」も！2020年公開の注目アニメ映画をピックアップ

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引用元：Movie Walker
「コナン」に『SHIROBAKO』「セーラームーン」も！2020年公開の注目アニメ映画をピックアップ

『天気の子』(19)が興行収入130億円を突破する快進撃を見せ、『アナと雪の女王2』(19)もメガヒットを叩き出した2019年のアニメ映画。2020年は一体どんな作品が登場するのか？おなじみの春休み映画からファン待望の続編まで、特に気になるアニメ映画を紹介したい。

【写真を見る】新キャラも登場！テレビシリーズの4年後が描かれる『SHIROBAKO』

■ 「コナン」など春休み映画をピックアップ！

まずは春休みのお約束映画から。4月17日(金)に公開される『名探偵コナン 緋色の弾丸』は、作品屈指の人気を誇る赤井秀一がキーパーソンに！さらに、キービジュアルを赤井ファミリーが飾り、原作でも顔を合わせたことがない一家全員が、スクリーン上でついに共演するのではないかと話題になっている。監督は、シリーズ最高興収を出した『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(19)の永岡智佳。脚本は、安室透をメインキャラクターに据え、ファンの心を鷲掴みにした『名探偵コナン ゼロの執行人』(18)の櫻井武晴とあれば、おのずと期待も高まる！

もう一つ春休みと言えば、この映画。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(3月6日公開)は、「ドラえもん」のコミック連載開始から50周年を記念した完全オリジナルストーリー作品。のび太が愛情を持って育てた双子の恐竜を白亜紀へ戻すために6000万年前へ出発するのだが、たどり着いたのは謎の島。ただのタイムトラベルではない大冒険に繰り出すのだ。また「ドラえもん」では、大人たちの郷愁を誘った『STAND BY ME ドラえもん』(14)に続く、3DCGアニメーション第2弾『STAND BY ME ドラえもん2』(8月7日公開)も待機中だ。

「クレヨンしんちゃん」も4月24日(金)に『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が公開に。今回しんちゃんは、強制的に子どもたちにラクガキをさせてそのエネルギーを搾取する“ラクガキングダム”から、描いたものが動きだす“ミラクルクレヨン”を手にして世界を守ろうとする。そのクレヨンで描いた、“2日目のブリーフ”や“ニセななこお姉さん”、そしてぶりぶりざえもんというゆるいキャラたちと共にどんな活躍を見せるのか？

■ 『SHIROBAKO』や『Fate』など、待望の劇場版＆続編たち

2020年は人気アニメーションの劇場版にも注目したい！2014～15年にかけて放送され、熱狂的ファンを生んだ「SHIROBAKO」の劇場版が2月29日(土)にスクリーンで幕を開ける。クセのある魅力的なキャラクターたちが織り成すアニメーション業界の日常を描き、業界内でも話題となった本作。テレビシリーズから4年後をつづった劇場版 『SHIROBAKO』では、新人だったヒロインたちがどんな成長を見せてくれるのか気になるところ。そして、京都アニメーション制作で、テレビシリーズでも美しい作画と胸を突くストーリーが多くの感動を呼んだ『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、4月24日(金)に公開されることが決定している。

2019年の劇場アニメの大穴『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(19)はシナリオライターの“奈須きのこ”みがあると一部で話題になったが、奈須きのこといえば「Fate」シリーズ。その最新作『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」III.spring song』が3月28日(土)に封切られる。公開日は未定ながら、同じく春に予定されているのは『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』。アニメーション制作、監督、シリーズ構成など主なスタッフはテレビアニメ版「PSYCHO-PASS サイコパス 3」から続投するため、そのクオリティに期待したい！

■ 懐かしいあのアニメも！待望の劇場版が続々と登場！

さらに2020年は待ち望んだあのアニメーションたちが映画館に帰ってくる。2部作で実に25年ぶりに劇場公開される『美少女戦士セーラームーン Eternal』の前編が9月11日(金)に上映開始！本作は原作の中でも人気の高い、デッド・ムーン編を描いているとあってそのストーリーは感動必至だ。また、思い出深いアニメとして忘れられないのが、「デジモン」シリーズ。1999年にテレビアニメが放送開始された主人公・八神太一とパートナーデジモンのアグモンらの最後の物語として、『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』が満を持して、2月21日(金)に公開される。そして、ファンの期待をくすぐって止まないのが、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。長い沈黙を経ての待望の完結編は、6月に公開予定となっている。

そのほか、本屋大賞受賞作を原作とする『鹿の王』(9月18日公開)や、妻夫木聡と池脇千鶴が共演した実写映画版のファンも多い『ジョゼと虎と魚たち』(2020年公開予定)など、名作小説のアニメ映画化も決定している。2020年は劇場アニメの当たり年となりそうな予感。じっくり予定を立てて、観逃すことのないスケジュールを組んでほしい。（Movie Walker・文/トライワークス）