「教場」打ち上げでアノ名曲を 木村拓哉“数々の変化”のムコウ側

「教場」打ち上げでアノ名曲を 木村拓哉“数々の変化”のムコウ側

 1月4、5日に2夜連続で放送される木村拓哉(47)主演のフジテレビ開局60周年企画ドラマ「教場」。この打ち上げのエピソードが関係者の間で話題になっている。昨年12月22日に放送された「木村拓哉 Flow supported by GYAO」(TokyoFM)の中で、ゲスト出演した三浦翔平(31)と大島優子(31)が明らかにしたもので、木村はこの打ち上げの席で「ちょっと貸してみい!」と共演者の山岸健太(26)のギターを取り上げるや、みんなの前で「夜空ノムコウ」を歌い始めたという。

「SMAP」の解散から3年、決して歌われることのなかった名曲が突如として蘇った瞬間だった。

「最近の木村さんは何かモヤモヤしたものが吹っ切れた感じがする」――。これはテレビや映画の製作スタッフらから聞こえてくる最近のキムタク評だ。実際、最近の木村の活躍ぶりには目を見張るものがある。

 昨年1月公開の主演映画「マスカレード・ホテル」(東宝系)が大ヒットし、昨年10月期の主演ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)もヒットした。今年も「教場」に続き、アルバム「Go with the Flow」でソロデビューする。

 この木村の“完全復活”の陰には、30代の専属の女性ヘアメークの存在があるという。最初に報じたのが「女性セブン」(2019年11月28日号)。同誌によれば、彼女が木村の専属になったのは17年1月期の主演ドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)以降だったという。木村はこのドラマでの彼女の仕事ぶりに惚れ込み、「これからも一緒にやろうぜ!」と声を掛けたそうだ。

■数年前から夫婦には温度差が

 さらに、同誌は現場での2人の“距離感”について〈いつも隣にいて木村さんから視線を外さないのが印象的〉と表現している。

 彼女の存在が大きくクローズアップされるきっかけになったのは「グランメゾン」での木村のヘアスタイル。サイドを刈り上げ、前髪に強いパーマをかけるという斬新な髪形だったが、これを木村に提案したのが彼女だったという。

「あのヘアスタイルを見て感じたのは『本当に工藤静香がゴーサインを出したのか?』という疑問でした。少なくとも数年前まではキムタクのヘアスタイル、ファッションの全般にわたってのプロデュースやアドバイスをしていたのは静香でしたからね。これまでの路線とは明らかに違う“グラメパーマ”には何か違和感のようなものを感じました」(芸能関係者)

 さらに、ここにきて「明らかに木村さんのファッションは変わった」と複数の関係者が口を揃える。

 一般的に、男女を問わず髪形や服装を替える時は、恋愛など心境の変化が影響があるといわれる。実は数年前から木村と静香の間の微妙な“温度差”が囁かれていた。それが一部関係者に知られるようになったのは、18年の次女・koki,のモデルデビューの時だった。木村は「娘のデビューの具体的なことは知らされていなかった」などと親しい芸能関係者に漏らしていたといい、木村が“家庭内孤立”しているのではないかと疑いの目が向けられた。

「あのグラメパーマについて、木村さんは詳しい説明を避けていますが、静香さんら家族からの評判はイマイチだったと聞いています。木村家は家庭円満に見えますが、あの結婚から今年で20年目ですから、倦怠期を迎えたとしても不思議ではありません。もっとも、静香さんにとって大切なのは2人の娘の将来。『自分のことは子育てが一段落してからよ』と知人に漏らしているそうです」(別の芸能関係者)

 今、木村の目には“夜空ノムコウ”に何が映っているのだろうか。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)