昨年12月左肘亀裂骨折の尾上菊之助が初春歌舞伎公演の初日に回復をアピール「骨は無事についております」

引用元:中日スポーツ
昨年12月左肘亀裂骨折の尾上菊之助が初春歌舞伎公演の初日に回復をアピール「骨は無事についております」

 歌舞伎俳優の尾上菊之助(42)が3日、東京・国立劇場初春歌舞伎公演「通し狂言 菊一座令和仇討」(27日まで)の初日鏡開きに登場した。

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 あいさつで昨年12月8日、新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」に出演中に花道に落ち、左肘を亀裂骨折した事故に触れ、公演が一部休演などにいたったことを謝罪。「骨は無事に付いております。リハビリをしてこれまで通りに動くようにしたい」と順調に回復していることを明かしてファンを安心させた。「菊一座―」の演技にも支障はないという。

 「菊一座―」は、鶴屋南北作「御国入曽我中村」を、菊之助の父尾上菊五郎(77)の監修のもとアレンジした。菊之助は「古典を大事にしつつ、新しいことにもひるまずに挑戦したい」と今年の抱負を述べた。