笠井信輔アナ、発言で「恐怖をばら撒いてしまった」

引用元:日刊スポーツ
笠井信輔アナ、発言で「恐怖をばら撒いてしまった」

悪性リンパ腫と診断され入院中の元フジテレビ笠井信輔アナウンサー(56)が、治療に関してテレビで発言した内容で「恐怖をばら撒いてしまった」として謝罪して訂正した。

笠井アナは24日、ブログを更新。「実は、同じ境遇で闘病中の皆さん、これから病と闘おうとしてる皆さんに謝らなければいけないことがあります」と書き出し、入院直前にテレビ番組から受けたインタビューで、「CVポート」という抗がん剤をスムーズに注入できる装置を胸に埋め込む手術について「怖い」と発言したことに言及した。

「白血病だった友人が『自分もCVポート使ったけど、とにかく痛いから』と今回教えてくれたので、『今から痛い事とか考えたくないんです』と、そのまま全国の皆さんにむけて話しました」という自身の発言について説明した上で、「しかし、入院翌日に行ったCVポート設置手術はほとんど痛みはなく、今日初めて行ったCVポートに抗がん剤用点滴針を刺す瞬間の胸の痛みは『チクッ』という程度のもの。恋の胸の痛みの方が大きいくらいです(←流してください)」と、実際の感じた痛みをユーモアを交えてつづった。

自身の発言によって多くの激励メッセージがSNSに寄せられたとし、「こういうことは体験してから語ったほうがいいと、つくづく思いました。不用意にCVポートの恐怖をばら撒いてしまったようで、申し訳なかったです」と謝罪。「“私の場合は”、抗がん剤治療用のCVポートの設置から使用まで、痛みは“今のところ”ほとんどありません。安堵しました」とした。