『るろ剣』最終章に岩井俊二監督の最新作、広瀬すずが覚醒(!?)する『一度死んでみた』…2020年の注目邦画はこれだ!

引用元:Movie Walker
『るろ剣』最終章に岩井俊二監督の最新作、広瀬すずが覚醒(!?)する『一度死んでみた』…2020年の注目邦画はこれだ!

大人気コミックを実写化した『キングダム』(19)や東野圭吾の原作小説を木村拓哉&長澤まさみ共演で映画化した『マスカレード・ホテル』(19)、自虐ネタが共感を呼び意外なヒットを見せた『翔んで埼玉』(19)など、2019年も多彩な邦画がスクリーンをにぎわせた。2020年はどんなタイトルが控えているのか、気になる注目作をピックアップする。

【写真を見る】『コンフィデンスマンJP』が今年もスクリーンに登場!(『コンフィデンスマンJP プリンセス編』)

■ 「コンフィデンスマン」や「るろ剣」など、人気作品の続編が公開!

『キングダム』『マスカレード・ホテル』にも出演した長澤まさみが主演を務め、観客動員数200万人超えのヒットを記録した『コンフィデンスマンJP』(19)。その続編となる『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が5月1日(金)より公開。ゴールデンウィーク真っ只中とあって、さらなるヒットが期待できそう。また1月31日(金)公開の『嘘八百 京町ロワイヤル』や、少し先だが『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(7月3日、8月7日公開)など、高い人気を誇る作品の続編が待機している。

■ 『シグナル100』や『糸』など、コミックや楽曲の映像化作品も続々

人気マンガや人気小説の映画化作品も毎年映画界を盛り上げている。今年は、残虐な描写から“実写化不可能”と言われたコミックが原作の学園スリラー『シグナル100』(1月24日公開)や、直木賞作家の島本理生による過激な大人のラブストーリー『Red』(2月21日公開)など、刺激的なタイトルが控える。一方、文豪・太宰治の未完の遺作がベースの人気舞台を映画化した『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(2月14日公開)や、中島みゆきの代表曲をモチーフに男女の恋模様を描く『糸』(4月24日公開)など、書籍の映画化とは違った魅力的なタイトルも。

■ 若手イケメン俳優たちに癒されたい!

人気俳優たちの活躍も気になるところ。1月24日(金)には、新田真剣佑や北村匠海、葉山奨之、上杉柊平、清原翔といった人気イケメンたちが集結した青春音楽ストーリー『サヨナラまでの30分』、ドラマ「偽装不倫」でブレイクした宮沢氷魚と日本映画界の若手ホープ、藤原季節がゲイのカップルを演じる『his』と、注目の若手俳優たちの出演作が同日に公開する。

■ 広瀬すず主演のコメディに、佐藤浩市&渡辺謙共演の実録ドラマも公開!

2019年はNHK連続テレビ小説の記念すべき100作目「なつぞら」のヒロインを堂々と務め上げた広瀬すずが、イメチェンとばかりに“デスメタル女子大生”を演じる『一度死んでみた』(3月20日公開)も押さえておきたい。さらに、日本を代表する名優である佐藤浩市と渡辺謙がW主演を務める、東日本大震災当時に福島第一原発で困難に立ち向かった男たちの物語『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)が3月6日(金)に公開されるなど、実力派俳優たちの名演にも期待せずにはいられない。

このほかにも、ラブストーリーの名手、岩井俊二監督が22年ぶりに松たか子とタッグを組んだ『ラストレター』(1月17日公開)や、タナダユキ監督が自身初の長編小説を基に自らメガホンをとった『ロマンスドール』(1月24日公開)、入江悠監督がオリジナル脚本で挑む近未来サスペンス『AI崩壊』(1月31日公開)、アクションからコメディまであらゆる作品を手掛けてきた三池崇史監督がラブストーリーに初挑戦した『初恋』(2月28日公開)など、注目監督によるオリジナル作品もめじろ押しだ。

今年は何本の良作に出会えるのか…首を長くして公開を待ちたい!(Movie Walker・文/トライワークス)