幽霊美女の裸踊りを延々と見せられる恐怖 徹底的にくだらないエロティックホラー「死霊の盆踊り」予告

引用元:映画.com

 [映画.com ニュース]墓場からよみがえった美女の霊たちが裸で踊り狂う姿を描き、カルト的人気を集めるエロティックホラー「死霊の盆踊り」の予告編が公開された。

【動画】「死霊の盆踊り」予告編

 「プラン9・フロム・アウタースペース」の監督エド・ウッドが脚本を担当し、日本では1987年に劇場初公開された本作は、徹底的にくだらない設定、ストーリー性皆無の展開に意味不明なセリフ、驚くべきダイコン演技……と批判を集める一方で、女幽霊たちが狂ったように踊り続けるハイクオリティなヌードとダンスのコラボレーションが注目を集めた。映画評論サイト「Rotten Tomatoes」で0%のスコアを叩き出すなど“史上最低の映画”として、マニアックなファンから絶大な支持を集めている。

 このほど公開された予告編は、めまいを催すような迷場面、珍場面の数々に加え、大人気ミュージカル「キャッツ」を先取りしていたと一部で話題の“猫ダンス”も収録。本編最大の見せ場であるヌードは控えめながら、この映画の驚異の狂おしさが満載の映像となっている。

 満月の夜、人気のない荒れ果てた墓地。棺桶から目覚めた夜の帝王クリスウェルは、闇の女王に命じて不幸な死を遂げた女たちの霊を呼び出す。次々とよみがえった女たちの霊は、豊満な肉体を揺らしながら裸になって踊り狂う。ホラー作家のボブは恋人シャーリーとドライブ中に、事故を起こして墓地に迷い込んでしまう。2人はミイラ男と狼男に拉致されて墓石に縛り付けられ、死霊たちの裸踊りを延々と見せられる。

 2019年12月28日から、新宿シネマカリテで開催の特集上映企画「サイテー映画の大逆襲2020!」内で、HDリマスター版が上映される。