年明け恒例「米朝一門会」人気グッズは米団治カレー

年明け恒例の「新春吉例　米朝一門会」（3日まで）が2日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われ、桂米団治（61）桂南光（68）らが出演した。

今年は米朝一門による長唄演奏「五郎時致（ごろうときむね）」で幕が開けた。米団治は「うまくいくかどうかは出たとこ勝負。でも他の一門ではできない米朝一門ならではです」と紹介。演奏後は「初春にふさわしい。ここまでできるとは」と驚いていた。

米団治は大みそかに借金の取り立てがくる「掛け取り」の演目を披露した。

中トリを務めた南光の演目は当日のお楽しみとなっており「お正月らしく楽しんでいただけるものを」と「火〓（火ヘンに勹と臼を縦に並べる）（かえん）太鼓」を披露した。

会場では米朝一門のグッズを販売。南光は「うちの事務所で力を入れているのが『米団治カレー』。CDとDVDよりカレーが売れてる。うちの事務所はどこに行くんやろか」と笑わせた。今年から南光のTシャツが発売され、南光の似顔絵と「サザンライト」という文字がプリントされている。南光は「売れへんでこれ」と自虐ネタを展開した。

この日は桂鯛蔵（40）桂まん我（48）桂あさ吉（49）も出演。トリは桂雀三郎（70）が務めた。

公演後は鏡開きが行われた。南光は「みなさんTシャツ買ってくださいよ」と呼びかけていた。