松本白鸚77歳の初役に挑む「初春大歌舞伎」が初日

引用元:日刊スポーツ
松本白鸚77歳の初役に挑む「初春大歌舞伎」が初日

東京・歌舞伎座「寿 初春大歌舞伎」(26日まで)が2日、初日を迎えた。

松本白鸚(77)は、昼の部「河内山」のほか、夜の部「義経腰越状 五斗三番叟(よしつねこしごえじょう ごとさんばそう)」で初役に挑む。白鸚は「初役に挑む心意気だけはいつまでも持ち続けたい」と話している。

中村吉右衛門(75)はユーモアのある舞踊劇「素襖落」に出演。「悲劇のお役を演じることも多いのですが、令和初のお正月でもありますし、おめでたい踊りを出させていただきました」としている。

昼の部は中村梅玉による「醍醐の花見」で幕を開けた。夜の部は市川猿之助、市川団子による「連獅子」、中村勘九郎、中村七之助らによる「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」。勘九郎は昨年、NHK大河ドラマ「いだてん」に出演していたため、歌舞伎座出演は一昨年10月以来。

ほか、中村芝翫がすべて初役で4役を務めるなど見どころも多い。

★歌舞伎座「寿 初春大歌舞伎」初日。松本白鸚、中村吉右衛門、中村梅玉らが出演。中村芝翫はすべて初役の4役。ほかに市川猿之助、中村勘九郎、中村七之助ら。26日まで。