性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選

引用元:ELLEgirl
性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選

「男」と「女」の2つの枠だけには収まらない性の多様性や、それを取り巻く社会について考えてみてはいかが?

【写真】ディズニーチャンネル出身のLGBTQスター11人 性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選 Getty Images

『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999)

名匠ペドロ・アルモドバルが贈る、さまざまな女たちの姿を描いた女性賛歌の物語。17年前に別れた夫(トニ・カント)についての秘密を、息子エステバン(エロイ・アソリン)に話そうと決心した母マヌエラ(セシリア・ロス)。だが彼女の目の前で息子は交通事故に遭い、帰らぬ人に。彼女は別れた夫を探すべく、失意の中バルセロナへと旅立つが……。数々の映画賞を獲得した、人生の悲喜こもごもが詰まった名作。 性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選 Getty Images

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001)

ミュージカル版が現在でも各国で上演される、人気カルト作。東西冷戦時代、東ドイツで生まれた少年ハンセル(ジョン・キャメロン・ミッチェル)の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。ある日米兵からプロポーズされた彼は性転換手術をするが、手術ミスで股間に“怒りの1インチ”が残ってしまう。ヘドウィグと名を変え渡米するも、結局米兵に捨てられてしまった彼女だったが、夢を追いロックバンドを結成する。 性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選 Aflo

『トランスアメリカ』(2005)

体は男性ながら、心は女性として生まれたブリー(フェリシティ・ハフマン)。肉体的にも女性になるための最後の手術を控えた彼女の前に、トビー(ケヴィン・セガーズ)という少年が現れる。なんと彼はブリーが男性だった頃にできた息子であることが判明し、戸惑うブリー。そして、ひょんなことから2人はNYからLAへと大陸横断の旅に出ることになってしまう。実の父であることを隠したままのブリーと、まだ見ぬ実の父に会いたいトビー、その旅の顛末を見届けて。 性の多様性について考える、BESTトランスジェンダー映画を厳選 Aflo

『プリシラ』(1994)

大都会シドニーのクラブでドラァグクイーンとして踊っていた、世間知らずな若いゲイのフェリシア(ガイ・ピアース)、トランスジェンダーのバーナデット(テレンス・スタンプ)、バイセクシャルのミッチ(ヒューゴ・ウィービング)。3人はオーストラリアのど真ん中にある砂漠のリゾート地でショーをすべく、おんぼろバスのプリシラ号に乗って旅に出るが、道中にはさまざまな出会いや困難が待ち受けていた。アカデミー衣装デザイン賞を受賞したコスチュームも見もの。