SHELLYの告白で猛バッシング テレビマン元夫の心情を深読みする

 11月に離婚したタレントのSHELLY(35)の“告白”が物議を醸している。magacolが10日に配信した〈SHELLYさんが告白「離婚、うちの場合」〉という記事がそれ。

 SHELLYは2014年1月に40代のテレビのディレクターと結婚。3歳と1歳の2人の娘をもうけたが、11月に離婚が成立したという。

 記事では、夫の方から離婚を切り出されて寝耳に水だったこと、何度も話し合ったこと、最後に夫から「ありがとう、ごめん」と謝られ、ハグしてすがすがしく別れられたことなど、離婚に至った経緯を告白。SHELLY自身は〈離婚した今は、実はすごい幸せだし、楽です〉〈嘘のような話なのですが、みんなすごく平和に別れられた〉などと語っている。

“円満離婚”を強調しているのだが、この配信記事には3500件以上のコメントが殺到(11日現在)。〈頑張って〉〈尊敬します〉とか〈きれい事〉〈離婚を美化〉などSHELLYに対しても賛否両論あるが、中でも目立つのが、元夫に対する非難の声だ。

〈責任感がなさすぎる〉〈父親不適合者〉〈3歳と1歳。なぜ離婚を選択する?〉〈最初から家族持たなけりゃいいのに〉〈結局、薄情者〉〈逃げた〉……猛バッシングを食らっている。

 イケメン評論家でラジオパーソナリティーの沖直実氏は「もちろん、もう少し辛抱できなかったのか、というのは分かりますが」と前置きしながら、こう続ける。

「これ以上、傷口が広がらないように“ばんそうこう”を貼ったということでしょうね。お互いに傷つけ合って嫌な男、嫌な女になりたくないという気持ちもあるでしょうし、夫婦喧嘩を繰り返している姿は子どもに見せたくない。それに3歳と1歳と物心がつく前の方が、子どもにとっても傷が浅くて済む。“大好きなパパとママ”という思い出も残ります」

 実際、SHELLYも〈彼はずっと気づいていたんですよね。彼がこのタイミングで言ってくれて、早めに切り上げられたから、相手を嫌いにならずに済んだと思う〉などと話している。

■“商品価値”が下がる前に…

「テレビのディレクターは、タレントという“商品”を最大限に生かすのが仕事です。うがった見方ですが、このタイミングで離婚した方が、SHELLYさんのタレントとしてのイメージは傷つかない。ダメージが少なくて済む。才能もあってまだ35歳なら、公私ともにやり直しも利きます。それにさらっと別れた方が〈潔い〉と好感も持たれやすい。3年、4年と無理に一緒に居続けてドロドロの離婚劇にでもなったら、それこそ“商品価値”は下がりますし、やり直すのも難しくなる。SHELLYさんの夫が同じテレビ業界の人間として、そこまで考えたとしても不思議はありません」(沖直実氏)

 お互いに人並み以上の稼ぎもある。無責任というよりは“大人の判断”だった?