紅白サザン待望論、令和初のお祭りはいつ？

　サザンオールスターズは、視聴者から紅白出演が切望されている国民的アーティストの1人だ。桑田佳祐（63）が主題歌を歌う映画「男はつらいよ　お帰り　寅さん」が公開されたばかり。恒例の年越しライブはないようだが…。

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　サザンはデビュー翌年の1979年に「いとしのエリー」で紅白に初出場し、82、83年と続いた。82年には、桑田の三波春夫風の着物に濃いメーク姿が物議を醸した。84年には初の年越しライブ。以来、年末はライブ活動が多かったが、2010、17年に桑田がソロで特別出演した。

　「桑田は歌謡曲好きでユーミンよりテレビへのこだわりはないのでは。お祭り的なノリが好きですし」と紅白に詳しい社会学者の太田省一氏。「前川清のウォウォという歌い方を参考にしており、『ひとり紅白歌合戦』のライブも開いています」。近年は歌謡曲やテレビを自発的に楽しんでいるようだ。

　サザンとしては2018年、特別枠で「平成最後の大トリ」として35年ぶりに出場。デビュー曲「勝手にシンドバッド」などを披露し、桑田は松任谷由実からキスを受けた。「ユーミンならではおしゃれなお祭り騒ぎでしたね」と太田氏。令和最初の紅白出演はいつ―。