吉高由里子、初の週刊誌記者役に挑戦…日テレ系連ドラ「知らなくていいコト」

引用元:スポーツ報知

 女優の吉高由里子(31)が、来年1月8日スタートの日本テレビ系連続ドラマ「知らなくていいコト」(水曜・後10時)で主演することが1日、分かった。初の週刊誌記者役に挑戦する。

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 人気脚本家・大石静さんのオリジナル作品。吉高が演じるのは、政治の不正疑惑や芸能スキャンダルまで多くのスクープを連発する「週刊イースト」の敏腕女性記者・真壁ケイト。恋も仕事も順調に過ごしていたが、女手一つで育ててくれた母が急死し、臨終間際に重大な出生の秘密を知らされるという役どころだ。

 このほどスポーツ報知の取材に応じた吉高は、役作りとして、胸まであったロングヘアを約20センチカットしたと明かし「思いきりいけて、いい機会でした」と笑顔。プライベートでもネットニュースやそのコメント欄などをよく見るようになったといい、取材を受けている間も、メモを取る記者の手元を見つめ「そういうしぐさなんですね。勉強になります」と好奇心を膨らませている。

 普段は週刊誌などに追いかけられる立場ということもあり、記者のイメージを尋ねられると「撮られたこともあるので、あんまり気持ちいい仕事というわけでは、なかったんですけど…」と苦笑い。「ただ、それは表面的な部分しか見ていなかったから。記者側の気持ちになって考えたことはなかったので、もっと過酷だったり、綿密な取材をしている現場もあったりするのかなと思います」と語った。

 毎週スクープを追いかけながら、自らの境遇にも葛藤するケイトだが、吉高は「何かを暴くだけじゃなく、人の心が動くような記事になっている回もある。プライドと正義感と現実と…どこで折り合いをつけるのか。デジタルが増えた中でも紙媒体がなくならない理由がきっとあるはず」と力説。その上で「ドラマ中にスクープされないように気をつけます」とおちゃめに話した。

 ◆大石さんと初タッグ 

 吉高は脚本の大石さんとは初タッグ。先日、顔合わせの現場でも激励を受けたという。大石さんはコメントを寄せ、「時にトリッキーにさえ見えるヒロインではありますが、その猪突猛進力、絶望からの回復力、想(おも)い全開力が、視聴者の皆様の日頃の憂(う)さを、爽快に吹き飛ばしてくれることを願って書いています」と吉高演じるケイトに期待。「ヒロインと共に、週刊誌の使命、マスコミの使命とは何かを考えてみたいとも思っています」とつづった。

報知新聞社