スパガ石橋蛍、グループ卒業&芸能界引退 学業専念へ

引用元:スポーツ報知
スパガ石橋蛍、グループ卒業&芸能界引退 学業専念へ

 アイドルユニット「SUPER☆GiRLS」の石橋蛍(17)が、2019年をもって芸能活動を終了し、学業に専念することを30日、同グループの公式サイトで発表した。31日のブログが最後の更新になるという。

 石橋は体調不良のため、8月から医師の診断と本人・家族と協議の上、活動を休止していた。所属事務所では、心身ともに徐々に回復してはいるもののこれまで通りのペースで芸能活動を続けることは困難であること。「SUPER☆GiRLS」のメンバーになってから「グループ活動」と「学業」を両立しながら大学進学を目指してきたが、芸能活動を終了し学業に専念したいという本人からの申し出があったことから2019年12月31日をもってエイベックス・マネジメントとの契約を終了することとなったと報告した。

 ■石橋のコメントは以下の通り

 このたび、12月31日にSUPER☆GiRLS を卒業し、合わせてエイベックス・マネジメント株式会社との契約と芸能活動を終了することになりました。

 突然のご報告になってしまい大変申し訳ございません。8月から体調不良によりグループ活動をお休みしていた事で、ファンの皆様、メンバーや関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。

 今は、通院やカウンセリングを受けながら元気に過ごしています。

 私は大事なグループの結成10周年に向けてメンバーと頑張っていくつもりでした。しかし、8月に京都の自宅から東京に行く朝に玄関で突然動けなくなってしまい倒れてしまいました。心では「行かないといけない」と強く思っているのに、身体は「行ってはいけない」といっているような感覚に襲われました。それからは、ふとしたときに襲ってくる不安や怖さ、不安定な体調の変化が続きました。自分が身体を壊してしまうなんて、正直全く思ってもいませんでした。そして自分の病名がわかった時、一刻も早く治したい、そして自分の事を理解してもらいたいと心から思い、皆様に病名を公表し活動をお休みさせてもらいました。

 普通の生活をしていく中で体調も良くなってきましたが、いざ再び芸能活動をすることを思うと体調が最も悪くなった時の事を思い出したり、自分自身でも不安になる点がかなりあります。それがいつ克服できるのか、何をもって体調が回復したといえるのか、自分でもわからないですが…まだ時間がかかるんだろうと感じます。それを理由にグループから離れる事が正しいのか正直分かりません。ファンの皆様やメンバー、関係者の方々をこのままずっと待たせてしまい、心配や迷惑をかけるよりも、自分自身が次のステップに進むことが回復への一歩ではないかと思いました。

 14才で普通の中学2年生だった私が本当に突然「アイドル」になり、京都から東京に通い、ひとり暮らしや、未経験でダンスや歌やトークをしたり…めまぐるしく変わる環境に必死でついて行こうとしていた3年間でした。苦しいことや悔しいことも数え切れないほど経験しましたが、その分、一生記憶に残るような経験や景色や思い出も心にに刻むことができました。

 そんな経験ができたのは、いつも応援してくださっていたファンの方がいてくださったおかげだと心から思っています。どんな時でもこんな私を支えてくださり、あたたかく見守ってくださったファンの方が今でも本当に大切で大好きです。

 そしてこれまでに出会えたSUPER☆GiRLSの先輩方やメンバー、スタッフの皆様には心の底から感謝しています。そして、SUPER☆GiRLS 第4章メンバーにはたくさんの負担や心配をかけてしまい、大変申し訳なく思っています。本当にごめんなさい。

 復帰を待ってくださっているファンの皆様にも、このような形で終わることが本当に残念で申し訳ないです。ごめんなさい。

 しかし、SUPER☆GiRLSは10周年に向けてこれからも進んでいくと思います。皆様変わらない応援をどうぞよろしくお願いします。

 そして活動休止中の間、自分の時間や心を埋めてくれたのは「絵を描くこと」でした。アイドルとしての表現をすることはもうなくなってしまいますが、自分の原点に戻り、これまでの出会いや経験をまた違った表現で残せたらいいなと思っています。

 あたたかく応援してくださったファンの皆様はじめ、今まで関わってくださった全ての方々に心から感謝しています。

 明日、最後のブログを更新します。できれば読んでいただき、気持ちを受け取っくださると嬉しいです。本当にありがとうございました。 報知新聞社