水森かおり 5つのイリュージョン成功、今年はキズがない!?

引用元:中日スポーツ
水森かおり 5つのイリュージョン成功、今年はキズがない!?

 水森かおり(46)は30日、「第70回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに臨んだ。昨年に続き世界的イリュージョニストのメイガスさんとコラボし、5つのイリュージョンを次々と成功させながら「高遠さくら路」を熱唱。「ホッとしました。昨日は全然眠れなくて」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 
 昨年は瞬間移動や空中浮遊に挑み「生傷が絶えなかった」が、今年は空のボックスから登場し、桜の枯れ木に花を咲かせ、衣装の早替えに挑戦。「メイガスさんが、女性だからなるべく傷をつけないように気を使ってくれた」。水森は「去年に比べると傷がない。練習も一番うまくいった」と自信を見せた。

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 ステージでは横たわる女性の胴体を水森が切断する衝撃的なイリュージョンもあり、歌詞の「♪切れたら元には戻らない~」などにリンクした演出だという。「(切断に使う)天板がすごく重いけど歌い始めたら軽かった。アドレナリンが出ているからだと思う」と振り返った。

 さらに空のボックスからは「高遠~」のカップリング曲「笑顔で遠まわり」でデュエットし、紅白ゲスト審査員も務めるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(45)が千昌夫(72)の自称弟子“万みきお”に扮(ふん)して登場。水森は「こういう形で紅白共演できるとは夢にも思ってなかったので、すごくうれしい」と喜んでいた。

 来年のデビュー25周年を控え「良い形でつなげられればいいな。オリンピックもある年なので、私もたくさんの人に希望を与えられる歌手でありたい」。結婚の質問にはステージの演出にかけながら「なかなか“サクラサク”にならないですね」と苦笑い。「来年こそ満開の桜を咲かせたい。やっぱり優しい人がいい。私を大事にしてくれる人」と願った。