【紅白リハ】三山ひろし、けん玉メインに不満なし 歌唱姿より「感動を届けたい」

引用元:オリコン
【紅白リハ】三山ひろし、けん玉メインに不満なし 歌唱姿より「感動を届けたい」

■『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目(29日、東京・渋谷 NHKホール)
 5回目の出場となる三山ひろしが、今年も「望郷山河~第3回けん玉世界記録への道~」と題してギネス記録に挑戦する。

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 この企画はけん玉の基本的な技のひとつ「大皿」を、世界新記録となる125人連続で成功させるもの。昨年樹立した自らの記録の塗り替えに挑む。リハーサル直後の取材会では「有段者の方ばかりなので、油断さえしなければ、クリアできると思う」と手応えをにじませ「けん玉道と演歌道は通づる部分がある。自分の壁を乗り越える戦い。それが一つに合わさったときの感動はすごい」と熱のこもったトークを展開した。

 その後も報道陣にけん玉のコツを伝授するなど“アスリート”のような表情を見せた三山。肝心の楽曲に関するコメントが全く出ず、思わず関係者が「けん玉以外に聞きたいことは?」と遮るほどだった。

 取材中盤にようやく歌唱について質問が飛ぶと「歌はちゃんと歌いたい。私の師匠が8月に亡くなって、その師匠の歌を年末のステージで歌えるというのは、本当にうれしいですし、いい報告もできる。歌もしっかり歌い、けん玉も成功させ、ギネス記録を達成して、墓前に報告に行きたい」と語った。

 “けん玉愛”があふれる三山へ「歌ってる時に顔が映らない。もっと歌唱姿をみせたい欲はある?」と聞くと「それもありますけど、皆さんと“ONE TEAM”になって、日本から世界へ、大きな感動を届けたい」とキッパリ。質疑応答の9割が“歌唱以外”という異例の紅白取材となっていた。

 同番組では、2016年から東京オリンピック・パラリンピックが開催される来年2020年に向けて、「夢を歌おう」をテーマに掲げており、オリンピックイヤーを目前にした今年の『第70回』は、そのしめくくりの年となる。司会は紅組・綾瀬はるか、白組・櫻井翔(嵐)、総合司会は内村光良(ウッチャンナンチャン)とNHKの和久田麻由子アナウンサーが務める。