ケヴィン・スペイシーを告発していたノルウェー王女の元夫が自殺

引用元:ELLE ONLINE
ケヴィン・スペイシーを告発していたノルウェー王女の元夫が自殺

亡くなったのはノルウェーのマッタ・ルイーセ王女の元夫で作家のアリ・ベーン。彼のマネージャーが声明を発表、12月25日(水)に自殺を図り亡くなったことを明らかにした。47歳だった。

アリ・ベンとマッタ・ルイーセ王女は2002年に結婚。3人の娘をもうけたけれど2016年に離婚している。この訃報を受けてマッタ・ルイーセ王女の両親である、国王ハーラル5世と王妃ソニアは「彼は長い間、私たちの家族の重要な1人でした」「彼と知り合うことができたことに感謝しています」と声明を発表した。マッタ・ルイーセ王女はまだコメントしていない。 ケヴィン・スペイシーを告発していたノルウェー王女の元夫が自殺 モード・アンゲリカ、マッタ・ルイーセ王女、エマ・タルーラ、アリ・ベーン、レア・イサドラ GETTY IMAGES ベーンは2017年にケヴィン・スペイシーの性的虐待を告発している。ラジオ番組のインタビューで、2007年に行われたノーベル賞授賞式のコンサートでスペイシーにテーブルの下で下半身を触られたことを暴露していた。スペイシーはこの告発にコメントしていない。ちなみに今年9月にはベーンと同様、スペイシーを性的虐待で告発していた男性も亡くなっている。この匿名の男性はマッサージ師で、施術中にスペイシーから虐待を受けたとして訴訟を起こしていた。匿名男性の死でこの訴訟はすでに取り下げられている。ベーンの自殺とこの男性の死の関連性は指摘されていないけれど、奇妙な偶然だと報じるマスコミも。またベーンの自殺の前日、クリスマスイブにスペイシーはYouTubeにメッセージビデオを投稿し「2019年はいい年だった。2020年は世界がもっとよくなることを望む」と語っていた。これがベーンに何か影響を与えたのではないかという憶測も浮上している。 ケヴィン・スペイシーを告発していたノルウェー王女の元夫が自殺 マッタ・ルイーセ王女(Princess Martha Louise)、アリ・ベーン(Ari Behn)GETTY IMAGES ベーンの自殺の原因は明らかにされていないけれど、メンタルヘルスや依存症の問題を抱えていたという報道も浮上している。安らかな眠りを祈りたい。