チョップリン、文化庁芸術祭で優秀賞「コントをやり続けてきたことが報われた」

チョップリン、文化庁芸術祭で優秀賞「コントをやり続けてきたことが報われた」

チョップリンが今年11月に大阪・松竹芸能 DAIHATSU 心斎橋角座で開催したコントライブ「蔵出しライブvol.2」が、「令和元年度(第74回)文化庁芸術祭」における大衆芸能部門で優秀賞を受賞した。

このライブは、チョップリンのベストコントを集めたライブの第2弾。「選りすぐりの8本のコントすべてが予測不能な展開によって、日常の延長線上にある狂気と表裏一体の笑いや、些細な違和感に潜む人間の面白さや切なさなど、この2人ならではの世界観を見事に表現した」との選評を得、さらに「デビュー以来、関西のコント界を牽引してきたコンビの20周年にふさわしい公演として高く評価するとともに、さらなる活躍も大いに期待したい」とのコメントを受けた。

■ チョップリン コメント
小林:参加することに意義があると思っていましたが、まさか優秀賞を頂けるとは思ってもいませんでした。まるで夢のようです。20年間の集大成が今回の舞台でしたので、それを評価して頂きうれしい限りです。根強く関西でコントをやり続けてきたのが、今回の受賞で報われた感じです。この受賞を報告される1週間前今乗っている自転車がボロボロで、1万8000円の自転車を18回払いで購入しました。賞金も頂けるということで、こんなことなら一括で自転車を買えばよかったなと今このコメントを書いてるとき思っております。また参加させて頂けるかはわかりませんが、次は大賞をもらえるようにこれからも舞台に力を注いで精進して行きたいと思います。

西野:文化庁芸術祭で僕らチョップリンは優秀賞受賞となりました。過去関西の賞レースを取ったときよりうれしい気持ちです。関西は特に漫才畑です。その関西でコントだけやり続けてきたことを評価してくれたのかと思います。(関西参加公演の部では)大賞が該当者なしということなので、当日、受賞者たちで大賞をじゃんけんで決めたいと思います。これを機に今後はもっと大きな箱の舞台に立っていきたいのでこの歴史ある賞を糧にし、前進していきたい所存です。おおきに。