吉沢亮、カンヌ受賞監督と共演懇願「夢のような日来ればうれしい」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
吉沢亮、カンヌ受賞監督と共演懇願「夢のような日来ればうれしい」

カンヌ国際映画祭の最高賞「パルムドール」受賞のポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』の舞台挨拶が27日、都内で行われ、サプライズゲストとして俳優の吉沢亮が登壇。大ファンだと語るポン監督への思いを語った。

吉沢亮、カンヌ受賞監督と共演懇願「夢のような日来ればうれしい」

本作は、ゴールデングローブ賞3部門ノミネートをはじめ、来年のアカデミー賞受賞も有力視されている注目作。全国公開に先駆け行われた先行上映の舞台挨拶に、サプライズゲストとして、ポン監督が憧れだと公言する吉沢が祝福に訪れた。

花束を抱えて登場した吉沢は冒頭、「緊張してうまく喋れる気がしないです。昔から見ていた方々なので本当にうれしい」と興奮した様子で挨拶。自身のカレンダーではポン監督の作品『母なる証明』のシーンを再現するため草原で撮影もしたという、筋金入りの大ファン。

一足先に本作を観た感想を問われると「ここ何年かで観た作品の中で、一番のエンタメ感。笑いあり涙もあり、根底には韓国の格差社会があったりとか。映画を観ない人でも絶対見るべき映画ですね」と熱い感想を語った。

吉沢のコメントを受け、「ありがとうございます」と感謝を伝えたポン監督。親交があるという行定勲監督の映画『リバース・エッジ』に出演した吉沢の演技を「素敵な青春の姿を演じられていると思いました」と絶賛した。

これには吉沢が、「こんな場所に僕がいるなんて、おこがましいと思うほどすごい人達。そんな方々に見ていただいて、不思議な気持ちです」と感無量の様子。司会者に「いつか共演もあるかも?」と問われると、「お願いします!」とポン監督にお辞儀をして懇願。「そんな夢のような日がくればうれしいですね」と語った。

映画『パラサイト 半地下の家族』は、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田で27日から先行上映のほか、1月10日から全国ロードショー。