紅白“大トリ”に嵐、そして“トリ”にはMISIA抜てき NHKプロデューサーが語った選出理由

◇31日「第70回NHK紅白歌合戦」
　大トリとして令和初の紅白を締めくくることになった嵐は、デビュー20周年を象徴する曲で構成した「嵐×紅白　スペシャルメドレー」を披露する。

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　2年連続3度目の大トリの起用に、紅白の加藤英明チーフプロデューサー（CP）は「2020年のオリンピック・パラリンピック放送のナビゲーターを務めていただくことのほか、デジタルの世界での活躍など、新たなフィールドに日々挑まれ、目が離せない活躍をされている。今年のエンターテインメントを席巻している印象を受けたことからお願いした」と説明した。

　大トリのステージに先立ち、嵐はNHKの2020ソング「カイト」を特別枠で初披露する。同曲はシンガー・ソングライター米津玄師（28）が作詞作曲。アスリートやこれからの世代を担う若い世代への応援ソングとなっている。

　一方、MISIAのトリへの抜てきに、加藤CPは「昨年の紅白でも圧倒的なパフォーマンスを見せていただいた。ボーカリストとして成熟していて、アーティストとしての存在感が増している。アフリカへの支援など、社会貢献でも活躍していて、2020年に向けた紅白のトリにふさわしいと判断した」と話した。

　過去3回出場した紅白では、アフリカや故郷長崎から中継で出演した実績があり、今回も海外からの出演が期待されるが、加藤CPは「ご想像におまかせしたい」と話すにとどめた。