東京五輪イヤー最初の日本一が決まる『ニューイヤー駅伝』選手の位置情報の視える化技術を導入

引用元:オリコン
東京五輪イヤー最初の日本一が決まる『ニューイヤー駅伝』選手の位置情報の視える化技術を導入

 TBSでは2020年1月1日、恒例の『ヤマザキ新春スポーツスペシャル ニューイヤー駅伝2020 第64回全日本実業団駅伝』を午前8時半から全国ネットで生中継する。旭化成の4連覇か、東京五輪マラソン代表内定の服部勇馬擁するトヨタ自動車がそれを阻むのか。選手たちの激走の模様をリアルタイム順位情報「選手の位置情報の視える化技術」とともに放送する。

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 全国から予選を勝ち上がった37チームによる元日の頂上決戦。この激闘の模様をより分かりやすく伝えるため、NTT西日本グループとNTTブロードバンドプラットフォーム社が開発した「選手の位置情報の視える化技術」を導入する。このシステムが放送で実施されるのはロードレース中継では初の試みとなる。

 GPS機能を搭載したチップを選手のナンバーカードに装着することで、選手の位置情報をリアルタイムに受信。データ放送では約1分ごとの更新で順位情報を表示していく。今回、選手の負担にならないよう小型、軽量のカード型チップを開発した。

 これまでもデータ放送では、『ニューイヤー駅伝』の放送中にテレビのリモコンのdボタンを押すと、各中継所の順位速報や個人成績などが表示されていた。今回このシステムの導入によって、従来の情報に加え、走行している全37チームの順位と、前を走るチームとの距離差も表示し、中継映像で紹介しきれないチームの走行情報を伝える。