岡村隆史&ノンスタ石田『M-1』振り返り

引用元:オリコン
岡村隆史&ノンスタ石田『M-1』振り返り

 お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史がパーソナリティーを務める『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜 深1:00)の3週連続のスペシャル企画の第3弾として、26日深夜にNON STYLEの石田明をゲストに迎えた「M-1答え合わせ」を実施。直前の日曜日に行われた『M-1グランプリ2019』について掘り下げていった。

【写真】『M-1』を振り返る岡村隆史

 7人制の審査員になってから『M-1』史上最高得点を獲得したミルクボーイについて、石田は「お手上げ、面白すぎた。衝撃度はブラマヨ、チュートリアル以来の発明」と絶賛。岡村が「ミルクボーイは山下達郎さんと一緒。CDとライブが同じ。相当やりこんだ。駒場(孝)も漫才にストイックに向き合って、食事の誘いも全部断ったりしていたんやけど、ボディビルの大会には出ている」と笑わせると、石田も「誰でも親しみやすいテーマのあるあるとないないが、めちゃめちゃポップ。ないないに対してどぎつい偏見を言う」と分析した。

 続けて登場したオズワルドについて、石田が「大健闘ですよ。ミルクボーイの後にあのスタイルでよく笑いをとれた。ツッコミの伊藤(俊介)くんがよく待った。ボケがすごいぶっ飛んだことを言って、ツッコミが否定しきらない。お客さん全員にツッコミが浮かんだタイミングでツッコんで、思い浮かんだことのさらに上や違う角度で言う」と称賛。初登場のインパクトが薄れていくことで「ちょっと大変な時期が来るかもだけど、化ける可能性がある」と期待を寄せた。

 インディアンスについては、岡村が「早口を気をつけなさいよと言われてたけど、ネタが飛んで余計に焦った」と残念がると、石田も「彼らのネタはそういう構造になっている」とコメント。3位になったぺこぱについては。石田が「ツッコミきらないというスタイルを支えてる、ボケのシュウペイがアホなキャラをやっている。あのツッコミを待つためにヘラヘラしてないと。普通の人なら無理。あれができるのは、シュウペイと(中川)パラダイスだけ」と賛辞を送った。

 石田は「敗者復活で労いたいなというのが、ラストイヤーの天竺鼠。ホンマに面白くて、決勝に立ってほしかった。今まではおもろいことだけを考えていたんですけど、今年は決勝に行こうとしていて、それを見て、泣きそうになった。ラストイヤーにかけるおじさんたちの熱い思いはステキやな」としみじみ。レベルの高さに、岡村は「こんな時代じゃ絶対に勝てない。天然素材で踊っていて良かった」と舌を巻きながら、来年の答え合わせ開催を楽しみにしていた。

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