宮藤官九郎氏「しばらくサボっていた俳優業を素敵な現場で再開できた」…テレ東系「コタキ兄弟-」出演

引用元:スポーツ報知
宮藤官九郎氏「しばらくサボっていた俳優業を素敵な現場で再開できた」…テレ東系「コタキ兄弟-」出演

 俳優の古舘寛治(51)と滝藤賢一(43)がダブル主演するテレビ東京系ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(来年1月10日スタート、金曜・深夜0時12分)の新キャストが26日、新たに発表され、同局系ドラマ初出演となる脚本家で俳優の宮藤官九郎氏(49)をはじめ、9にの出演が発表された。

 同作は元予備校講師で真面目すぎる兄・一路(古舘)といい加減な弟の二路(滝藤)の無職の2人が「レンタルおやじ」を開業する物語。時間給を取り、依頼人からの「定年退職した夫の様子がおかしい」などの奇妙な相談に乗る。「逃げるは恥だが役に立つ」(16年10月期)の野木亜紀子氏が脚本を手がけ、山下敦弘監督が演出を担当する。

 宮藤氏が演じるのはコタキ兄弟が「レンタルおやじ」を始めることになるきっかけでもあり、「レンタルおやじ」の代表を務めるキーマンとなるムラタ役。自身が脚本を手掛けた大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」での最終回出演も話題になった宮藤氏だが、今回が同局系ドラマ初出演となる。

 宮藤氏は今回の出演について「しばらくサボっていた俳優業を、こんな素敵な作品の、素敵な現場で再開できて嬉しかったです」と語った。そして自身が演じる役について「ムラタという役は非常につかみどころの無い男」と評し「野木さんの言葉と山下監督の眼を信じて、意地でも質問しないぞという姿勢で臨みました。結果、手応えこそないですが、とても楽しかったです」とコメント。

 また主演の古舘や滝藤、ヒロイン役の芳根京子(22)について「古舘さん、滝藤さん、芳根さんのお芝居を間近で見れたのが最高に嬉しかったです」と顔をほころばせた。「3人とも可愛かった」と振り返り、最後に「『コタキ兄弟と四苦八苦』というドラマ自体が可愛げで出来ています。お楽しみに。宮藤でした」と視聴者にメッセージを送った。

 同作にはそのほか、滝藤演じる弟・二路の妻・有花に中村優子、レンタルおやじの依頼主のトップバッターを市川実日子が演じる。さらに、映画・ドラマ問わず幅広く活躍している門脇麦、川島鈴遥、岸井ゆきの、小林薫、望月歩、吉沢悠(※五十音順)の出演も発表された。 報知新聞社