ピンク・レディー15年ぶり楽曲は異例のコラボ「一緒のレコーディングはこれが最後かも、と…」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB

『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』完成披露舞台挨拶が1日、有楽町よみうりホールにて行われ、人気ボカロPナユタン星人が手掛けるテーマ曲「メテオ」を歌うピンク・レディーの未唯mieと増田惠子が登壇。ピンク・レディーとしては15年ぶりとなった同曲のレコーディングなどを振り返った。

 高校生時代に「スター誕生」の予選オーディションを行ったという、よみうりホールのステージに立ち感激する未唯mieと増田。「どうして今回ピンク・レディーにオファーを頂いたのか気になる」と言う未唯mieに、製作総指揮・原案・脚本を務めたレベルファイブ代表取締役社長・日野晃博氏は「ピンク・レディーは僕にとってレジェンド。ナユタン星人さんから、ピンク・レディーさんにお願いしたいと聞いたときは冗談かと思ったが、何度聞いても他のアーティストの名前が出てこない。“たぶんOKは出ないよ”と言ってオファーを出させていただいた」。増田も「おそらくこれまで自分たちの映画以外で主題歌を歌ったことはなかった」と異例のコラボを喜んだ。

 未唯mieが「すごくピンク・レディーらしい曲。最初はちょっとロックテイストだったので、こうしたらもっと70年代のピンク・レディーらしくなると思うと提案したらどんどん取り入れてアレンジしてくださった」と振り返ると、増田も「中毒性があって、一度聞くとベッドに入っても眠れない。全部がサビみたいで本当にピンク・レディーらしい曲になりました。でもレコーディング前に自主練習したらすごく難しくて、今までで一番の難関かもと思った」と明かし「逆にに闘志がわいて、未唯mieとも“2人でやるのは最後かも”と久しぶりの2人でのレコーディングを楽しみました」と振り返った。

 本作が学園ものであることにちなみ、どんな学生だったかを聞かれた2人。未唯mieが「すごい運動音痴で体力もなく、演劇部に没頭していた」と振り返ると、増田が「でも高校時代にすごい高い跳び箱を飛んでたじゃない」。そんな増田は「スポーツが好きで子供のころからいろいろなスポーツをしていました。苦しいのが好きでバスケもやっていた。学校の長距離走などで、苦しいんですけど歌いながら走ると楽しくて、天地真理さんの歌などを歌いながら、先に走っていた男子を追い抜かしていた」と明かし、会場を驚かせていた。

 さらにクリスマスプレゼントに欲しいものはと聞かれ未唯mieは「ロールプレイングゲームが好きなのでプレステ4でできる妖怪ウォッチのゲームが欲しい」と言うと日野氏から「実は今度発売されるものがプレステ4に対応しているので送ります(笑)」と言われ大喜び。増田は「ソロコンサートやアルバムづくりがあるので体力が欲しいです」と笑顔を見せた。

『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』は12月13日より全国公開。