工藤阿須加、キムタクとの共演で主演の姿を参考に

引用元:日刊スポーツ
工藤阿須加、キムタクとの共演で主演の姿を参考に

俳優工藤阿須加(28)が26日、大阪市内で、カンテレドラマ「連続殺人鬼カエル男」(来年1月9日スタート、木曜深夜0時25分=関西ローカル)の取材会に出席した。

【写真】「父さん おめでとう」と書かれたソフトバンクのTシャツを着て父の優勝を祝福する工藤阿須加

カンテレと動画配信サービスU-NEXTがタッグを組み、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の関連作品の中から5タイトルを選び「このミス」大賞ドラマシリーズとして制作。「連続殺人鬼カエル男」は第4弾。今作品で工藤は地上波連ドラ初主演を果たす。鶴見辰吾(54)演じる渡瀬と殺人鬼に迫る新人刑事、古手川和也を演じる。

工藤は「重厚感、緊張感があってセンシティブな内容。作品に覚悟を持って向き合うことを大事にしました」といい「怖くて身構えてしまうかもしれないが、古手川のまっすぐさ、バディの渡瀬との関係性も見ている人を引き込んでいく」と見どころを語った。工藤自身もサスペンスだがヒューマンドラマと感じているという。

木村拓哉(47)主演のフジテレビ系2夜連続ドラマ「教場」(来年1月4、5日午後9時)にも出演。木村演じる冷酷な警察学校教官の教え子を演じる。木村との共演で「主演として立ち続ける姿を参考にさせてもらいました」と振り返った。「作品が大きくても小さくても共演者から学ばせてもらうことが多いです」。

ドラマのタイトルにちなんで、自身を「イノシシ男。猪突(ちょとつ)猛進です」と表現した。父で福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督(56)について「僕から見て、ものごとを考えながら行動するタイプの人間。僕もそこまで考えられたらいいな」と話した。

今年を振り返り、「あんまり休んだ記憶がない」と言いつつも「ありがたいです。エネルギーをため込むことができた年」と話した。毎年、充実度は増しているといい「来年はオリンピックもあり、変化の年と聞くので、僕もいい意味で変化するスタートの年にしたい」と意気込んだ。