櫻井孝宏の感動エピソードは意外な結末へ、内田雄馬と爆笑トークを展開!

櫻井孝宏の感動エピソードは意外な結末へ、内田雄馬と爆笑トークを展開!

世界中に顧客を持つ敏腕宝石商と人一倍強い正義感を持つ男子大学生が、宝石に隠された謎をひも解くジュエル・ミステリー「宝石商リチャード氏の謎鑑定」が1月9日(木)よりAT-Xほかで放送される。その先行上映イベントが2019年12月7日に東京・江戸川区総合文化センターで開催され、リチャード・ラナシンハ・ドヴルピアン役の櫻井孝宏、中田正義役の内田雄馬、司会の鷲崎健がステージに登壇した。

【写真を見る】ほとんど立ったままトークを繰り広げた櫻井孝宏と内田雄馬

第1話から第3話までが上映された後、会場の温かい拍手に迎えられ登場した櫻井は「ディテクティブな推理ではなく、心の迷路に迷い込んだ人を、宝石を通じて読み解いていくヒューマンドラマです」と、人と人のつながりを軸にしている作品であることを語ると、内田も「日常の中のちょっとしたすれ違いや、誰もが共感するような、日常の延長線上にある出来事をひも解いていく作品ですね」と魅力を明かした。

続いて、作品の良さや好きなところについて聞かれた内田が、司会の鷲崎とぴったり寄り添って、ステージを一緒に歩きながらアピール。「コミュニケーションが面白い」と回答するも、その様子に会場からは笑いが巻き起こった。そんな2人のやりとりを見ていた櫻井も、ステージを歩きながら知的な雰囲気で「宝石を皆さん持っていますか?」と切り出すと、観客から「ちょうだい!」と返される一幕も。

「宝石には、人にとって大事な物語がある」と話す櫻井は、家族から受け継いだ大切なものを聞かれ「親からもらった手紙」と即答。学校の授業の一環で母親が書いてくれた手紙をいまだに持っているエピソードを語った。さらに最近、金のネックレスをもらったことを明かし、「四角いプレートに文字が彫ってあるので見てみたら、母親の名前が書いてあった」と打ち明け、感動エピソードを一変させて会場を笑いへ誘った。

イベントも終盤にさしかかり、内田は「毎回違う宝石が作中に登場するので、宝石の意味合いを調べていただきながら楽しんで頂きたいと思います」と見どころをアピール。その後、ファンへメッセージを言うために司会の鷲崎から「ご起立ください」と声がかかるも、ほとんど立ったままトークを続けていたことに気が付いた2人が顔を見合わせながら失笑。そんな2人のやりとりに会場は温かな空気に包まれた。

最後に、アニメ化されて感無量と答えた内田は「2人の関係性や、いろいろな人の人生が交差する展開を楽しんでください」とコメント。櫻井は人とのコミュニケーションを広げるには一歩外に踏み出すことが重要だと語り、「この作品は、ヒューマンな部分が刺激されるような作品」と表現した。さらに、自身の甘い物好きという役柄にかけて「甘いものでも食べながら見ていただけると、すてきな時間が過ごせるのでは?」とメッセージを残して、イベントを締めくくった。

文=永田正雄 HOMINIS