小島瑠璃子 27日開幕全国高校ラグビーに期待「代表の試合にないものが花園にはある」

小島瑠璃子 27日開幕全国高校ラグビーに期待「代表の試合にないものが花園にはある」

 「第99回全国高校ラグビー大会」が27日に開幕。1回戦から準決勝までMBSテレビで深夜に放送する「全国高校ラグビーハイライト」(関西ローカル)のキャスターを務めるタレント・小島瑠璃子(25)、元日本代表で神戸製鋼アンバサダーの大畑大介氏(44)が13日、同局で会見に臨んだ。小島は「日本代表の試合にないものが花園にはあります。それを広く伝えられればと思います」と抱負を語った。

 今年はラグビーW杯日本大会が開催され、日本代表の史上初の8強進出で大盛り上がり。7年連続で大畑氏とコンビを組む小島は「公園でラグビーボールを投げている子供たちが増えてると聞きました。ラグビーという競技の面白さが皆に伝わったと思います」。仕事、プライベートなど行く先々で「ラグビー豆知識ないの?」と聞かれるようになり「ラグビーを普及するチャンス。日本代表選手はものすごい練習をしてつかみ取ったベスト8。その力を高校生にもお借りしたい」とラグビー熱のさらなる燃え上がりに期待する。

 ただ「(年齢が)1コ違いだったのが、もう26歳になる」と選手との年の差を感じているそうで「選手はどんどん成長します。それを一番近くで感じられるのは貴重」と語った。自身に子供ができたら?の質問には「120%ラグビーをやらせたい」と声を弾ませた。さらに「次回のフランス大会は、プライベートでも観に行きます」と自身のラグビー愛をアピール。日本代表メンバーの中では「推しメンは1コ上の福岡選手。来年は7人制でオリンピックに。それから大学の医学部に入り直して6年間。やり遂げると思いますが、我々同世代の星。尊敬しますね」と目を輝かせた。

 大畑氏も「選手たちもW杯を見て世界に羽ばたきたいと感じて、次の(W杯)フランス大会につながるような。そんな番組になれば」と高校生ラガーの活躍に期待。自身が取材に出向いた青森山田、大分東明の留学生選手に注目しているそうだ。

 大会期間中は日本代表選手が会場に登場する予定。27日には山中亮平選手(31=東海大仰星卒、現神戸製鋼)、1月1日には田中史朗(34=伏見工卒、キャノン)が番組に出演する。他の選手も交渉中だ。

 主将を務めたリーチ・マイケル(31=札幌山の手卒)を筆頭に松島孝太朗(26=桐蔭学園卒)、福岡堅樹(27=福岡卒)、田村優(30=国学院栃木卒)、稲垣啓太(29=新潟工卒)、姫野和樹(25=愛知・春日丘卒)ら主力メンバーの多くが花園の地を踏んでおり、27日から1月5日まで「花園から世界へ~ラグビーW杯 ベスト8の向こう側~」の5分間番組が放送される。

 また、準決勝は1月5日(後2・00、関西ローカル)、決勝は7日(後1・55、全国ネット)に生中継される。