いきものがかり、来年4月に独立 結成20周年迎え決断「もう一度、スタートラインに」

引用元:スポーツ報知
いきものがかり、来年4月に独立 結成20周年迎え決断「もう一度、スタートラインに」

 3人組バンド「いきものがかり」が25日、所属している「キューブ」から独立し、来年4月2日から新会社を設立して活動することを公式サイトで発表した。

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 グループの公式サイトで「いきものがかりの水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊は所属事務所の株式会社キューブを独立し、2020年春から、自分たちで設立する新会社のもと新たな歩みを始めていくことになりました」と報告。「10代でグループを始めた3人も、結成20周年を迎え、30代になりました。これからの3人の活動が、そして人生が、どうあるべきなのか、長い時間をかけて話し合いました」と経緯を説明し、「20年前、僕らは3人だけでこのグループを始めました。あのときと同じような気持ちで、もう一度、スタートラインに立つべきじゃないか」と決断した。

 所属する「キューブ」については「インディーズ時代に契約を結んでから、これまでの約15年間、いきものがかりの活動を支えてくれ、そしてこの旅立ちの背中を押してくれたキューブに、心より深く感謝します」とし、「育ててくれた愛情と、送り出してくれた寛大さによって、これからの、いきものがかりの未来があります」と背中を後押ししてくれたことに感謝した。

 新会社の設立は来年4月2日と明かし「僕らの歌とステージを愛してくれ、応援してくださるすべての皆さんに絶えず感謝しながら、また気持ちを新たに、3人で頑張っていきます」と決意した

 一方、送り出す「キューブ」の北牧裕幸代表取締役社長もコメントを寄せ、「巣から離れ、自らの羽で飛んでみたいと思う気持ちはよくわかります。親心としては、もちろん老婆心で、転ばぬ先の杖も心配してしまいます。しかし、旅立つ若者の背中を押し、見守ってやるのも親の愛情かと思います」とし、「彼らの決断を諒とし、新たな旅立ちに幸あれと念じ、送り出すこととしました。皆様にも是非温かい目で、彼らの新たなスタートを応援して頂ければと、お願い申し上げます」とさらなる飛躍と、ファンには変わらぬ応援を願った。 報知新聞社