天海祐希テレ朝「緊急取調室」蹴って日テレ 女医ドラマ戦争ボッ発!?あえて新作で出陣の男気

引用元:東スポWeb

 女優・天海祐希(52)の“心中覚悟”の決断とは…。来年1月から日本テレビ系で放映されるドラマ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」でヒロインを務めることが発表された天海。水面下では“視聴率3冠王奪取”を悲願とするテレビ朝日の人気ドラマシリーズのオファーを蹴っていたという。天海はなぜテレ朝の申し出を断ったのか? 一方で、日テレは大喜び。天海の見せた“男気”に、関係者たちは感嘆し、特別待遇を用意したようだ。

「日本テレビ関係者たちは皆、人気作品にあぐらをかくことなく、あえて荒海に乗り出す天海さんの姿に驚くと同時に、感動すら覚えたというんです。最悪の場合、日本テレビと心中するという事態になるわけですから」(テレビ局関係者)

 天海主演の「トップナイフ――」はサブタイトルのとおり、天才女医の医療ドラマ。一方、テレ朝では、看板番組となった人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」のシーズン6が12月まで放送されている。

 ある制作会社の関係者は「同じ医療モノの上、テレ朝がライバル視する日テレのドラマに天海さんが出るという点に、テレ朝上層部はいら立ったようです。しかも、来年1月にはフジテレビでも松下奈緒さんと木村佳乃さんの『アライブ がん専門医のカルテ』が放送される。もちろん日テレもフジも『ドクターX』の“柳の下の二匹目のドジョウ”を狙っているわけです。テレ朝が懸念しているのは、似たような“女医ドラマ”が乱発されることで、視聴者が医療モノに飽きてしまわないかというところです」と語る。人気、実力もある天海がヒロインのドラマ「トップナイフ――」が人気コンテンツに成長した場合、今年4月に第3シーズンが放映されたドラマ「緊急取調室」(テレ朝)の続編の制作にも大きな影響が出ることをテレ朝は気に掛けていたという。

 テレビ事情通は「ここだけの話ですが、テレ朝は今年早々、天海さんに『緊急取調室』シーズン4の出演を打診したといわれているんです。当然、受けてくれるかと思いきや、天海さんの出した選択は日テレ。物別れに終わったわけです」と言う。

 来年3月までの数字で、視聴率3冠王(全日=午前6時~午前0時、ゴールデン=午後7時~午後10時、プライム=午後7時~午後11時)が決定する。現在、日テレが5年連続3冠王だが、今期のテレ朝は絶好調で、日テレに追いつき、追い越せの勢いだ。

「テレ朝としては、3冠王が無理でも、GP帯(ゴールデンとプライム)は日テレから勝ち取りたい。『ドクターX』や『相棒』は絶好調で、『ポツンと一軒家』も相変わらずの高視聴率と、貯金は十分あるわけです。でも『トップナイフ――』が2桁を取ってしまったら…。テレ朝はそんな事態を想定し、何とか日テレ出演を阻止したかったんです」(同事情通)

 天海の決意に対し、日テレは今後の特別待遇を確約したという。

 テレビ関係者は「天海さんにとって、日テレといえば『女王の教室』の成功体験があるわけです。しかも、今回も同じスタッフ。だから、テレ朝より日テレを選んだ。万が一、『トップナイフ――』がこけても、子会社のHuluのオリジナルドラマ、さらに最悪でもバラエティー番組でフォローすることを約束しているんです」と明かす。

 日テレを選択した天海。果たしてどんな結果が待っているのか!?