長渕剛「急性腎盂腎炎」で緊急入院 専門家「大抵は2週間程度で退院できる」

引用元:夕刊フジ
長渕剛「急性腎盂腎炎」で緊急入院 専門家「大抵は2週間程度で退院できる」

 心配だ。シンガー・ソングライター、長渕剛(63)が急性腎盂(じんう)腎炎のため、東京都内の病院に入院したのだ。23日、東京都内で行われた20年ぶりの主演映画「太陽の家」(権野元監督、来年1月17日公開)の完成披露舞台あいさつを欠席、壇上で関係者から発表された。

【写真でみる】自身初の無料ライブで歌う長渕

 関係者によると、今月17日に千葉市内で行われたシネマ&ライブツアーの最終公演終了後、腹部の激痛と発熱に見舞われた。その後、激しい痛みと高熱を訴え、20日に救急搬送。急性腎盂腎炎と診断され、そのまま入院となった。全治2週間で年内の仕事はすでに終えており、年明けに同作の舞台あいさつが予定されている。

 山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は、「細菌が尿道をつたって、膀胱(ぼうこう)炎になってから腎臓からの尿の出口付近にある杯状の腎盂に入り込み、炎症を起こす病気だ。男性よりも、尿道と膀胱の距離が近い女性のほうがかかりやすい。症状は高熱や吐き気、だるさなど、かぜに似ている」と解説。相当ひどければ、意識障害を起こすともいわれるが、「大抵は2週間程度の入院で退院できる。尿道の周辺を清潔に保っておくのがよい」という。