笠井信輔アナ「恐怖をばら撒いてしまった」“不用意”な発言を謝罪

笠井信輔アナ「恐怖をばら撒いてしまった」“不用意”な発言を謝罪

 17日に悪性リンパ腫と診断されたことが明らかになった元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(56)が24日、ブログを更新。入院直前に受けたテレビ番組で「不用意」な発言をしてしまったことを謝罪した。

 「実は、同じ境遇で闘病中の皆さん、これから病と闘おうとしてる皆さんに謝らなければいけないことがあります」と切り出した笠井。

 「私は入院直前のTVインタビューで『CVポート(抗がん剤の点滴を効果的に行うための小さな装置)』を胸に埋め込む手術が“怖い”と発言しました。白血病だった友人が『自分もCVポート使ったけど、とにかく痛いから』と今回教えてくれたので、『今から痛い事とか考えたくないんです』と、そのまま全国の皆さんにむけて話しました」と自身の発言を振り返った上で、「しかし、入院翌日に行ったCVポート設置手術はほとんど痛みはなく、今日初めて行ったCVポートに抗がん剤用点滴針を刺す瞬間の胸の痛みは『チクッ』という程度のもの。恋の胸の痛みの方が大きいくらいです(←流してください)」と、実際には想像していたような痛みはなかったことを伝えた。

 そして「こういうことは体験してから語ったほうがいいと、つくづく思いました。不用意にCVポートの恐怖をばら撒いてしまったようで、申し訳なかったです」と反省し、「“私の場合は”、抗がん剤治療用のCVポートの設置から使用まで、痛みは“今のところ”ほとんどありません。安堵しました」と強調した。