芦田愛菜、“パシリム”以来のボブヘアに 映画「星の子」の役作りで30センチ以上カット

引用元:ねとらぼ
芦田愛菜、“パシリム”以来のボブヘアに 映画「星の子」の役作りで30センチ以上カット

 映画「星の子」が2020年に公開されることが決定し、主演を務める女優の芦田愛菜さんが、役作りのために髪を30センチ以上カットしたことを明かしました。「パシフィック・リム」(2013年)出演以来だという、すっきりした髪形を披露しています。

【画像】別カット

 「星の子」は、『むらさきのスカートの女』で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんの同名小説(朝日文庫/朝日新聞出版刊)が原作。思春期を迎えた「林ちひろ」の成長と「あやしい宗教」を深く信じている両親の行方を描いた作品で、「さよなら渓谷」(2013年)、「日々草是好日」(2018年)を手掛けた大森立嗣さんが監督と脚本を務めます。

 「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」(2014年)以来、6年ぶりに実写映画で主演を務める芦田さんは、現在ちひろと同じ中学3年生。インタビューの中では「制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんどんちひろになっていく」と自身が役へと変化していく感覚についてコメントしています。

 また、髪を切った理由について芦田さんは、原作を読み「イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないな」と感じたためと説明。役作りの手応えについても、「自分のイメージの中のちひろに近づけたような気がしています」と語っています。

芦田愛菜さんインタビュー全文

・撮影初日を迎えてのお気持ちをお聞かせください
こうして制服を着て、学校に来て撮影していくうちに、どんどんちひろになっていく感じというか、「いよいよ始まるぞ!」という高揚感があります。

・なぜ髪を切ったのでしょうか?
原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じることを想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました。

・これだけ髪を切ったのはいつぶりですか? また、髪を切ったときの感想を教えてください
7年くらい前に「パシフィック・リム」という映画で演じたときに今と同じくらいに切ったので、その後は結構ずっと長くて、切った瞬間は「首が軽い!」と思いました。

・最後にメッセージをお願い致します
今回、映画「星の子」で林ちひろ役を演じさせていただきます。髪を切ったことで自分のイメージの中のちひろに近づけたような気がしています。これから約1カ月間ちひろに寄り添って、スタッフさん・共演者の皆さんと一緒に、たくさんの方に感動して頂ける作品がつくれるように頑張っていきたいと思っております。ご期待ください!

(C)2020「星の子」製作委員会 ねとらぼ