E-girlsが2020年いっぱいで解散「それぞれの未来に向かい活動していく」

 女性11人組のE-girlsが22日、2020年いっぱいでグループを解散することを電撃発表した。グループ公式サイトで伝えた。

 サイトでは「この度 E-girlsは、来年2020年いっぱいをもって約9年間の活動に終止符を打ち、それぞれの未来に向かい活動していくこととなりました」と伝え、メンバーの進路については「佐藤晴美、坂東希、石井杏奈、山口乃々華はそれぞれ役者やモデルを、Happinessは新たに88risingとタッグを組み本格的に世界進出を目指し、武部柚那はアフロジャックが世界8都市で開催したオーディション合格メンバーと新たなユニットを結成、鷲尾伶菜はソロアーティストとしてデビューいたします」と説明した。

 E-girlsは、EXILEの遺伝子を受け継いだガールズ・パフォーマンス・プロジェクトとして、11年4月に活動開始。同年12月に「Celebration!」でメジャーデビューを果たした。

 これまでの8年間を「私達がどんな状況にあろうと、いつもどんな時でも皆様が応援してくださったおかげで、夢にまで見た景色をたくさん見ることができました。E-girlsは多くの出会いと別れを繰り返しながらも、メンバー同士で支え合い、そしてスタッフの皆さんと手を取り合い8年間頑張ってきました」と振り返った上で、「いつからかメンバーそれぞれの中で、人生の次なる目標や夢が芽生えるようになり、その想いをメンバー同士で何度も話し合ってきました。全員が同じ気持ちになれず意見がすれ違うこともありましたが、長い時間をかけてメンバー全員でたくさん考え、今回の決断をさせていただきました」と来年末をもって9年間の活動に終止符を打つ決断に至る経緯を説明。

 「人生の中での大切な時間や青春をE-girlsと共にし、メンバーはもちろん、応援してくださる皆様には一生忘れることのない財産をいただきました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございます」とファンへの感謝を記した。

 来年2月から行う全国ツアー「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」が最後のツアーとなる。「2020年末までの一年間で皆様への感謝や目分達の思いをメンバー全員で精一杯伝えたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」とメッセージを結んだ。