田中みな実、写真集発売までは不安で眠れない日々「売れなかったら全国行脚して手売りする覚悟」

引用元:オリコン
田中みな実、写真集発売までは不安で眠れない日々「売れなかったら全国行脚して手売りする覚悟」

 田中みな実が「最初で最後」と語る写真集『Sincerely yours…(シンシアリー ユアーズ)』(宝島社)が、発売から3日で累計30万部という驚異の数字を突破。局アナ時代は胸がコンプレックスだったというが、今作では、下着なしで服の上からバストの形がはっきり分かる大胆ショットも盛り込まれている。自身も制作に携わったという同写真集に込めた想いと撮影裏話を本人独占インタビューで聞いた。

【写真】田中みな実、“魅惑ボディ”披露の写真集カットほか独占インタビュー撮り下ろし

■バスト見えているカットは“あまりの大胆さ”に修整も検討するも…

――写真集が大きな反響を呼んでいますが、今の心境はいかがですか?

【田中みな実】予約が始まるまでは、すごく不安でした。制作チームも写真も全てすばらしかったので、これで売れなかったら私のタレント力のなさだなと。カメラマンさんや編集さん、メイクさん、スタイリストさん…撮影に携わってくれたみなさんに申し訳ないなって色々考えていたら、不安で眠れなかったです。

――実際は10月の予約開始早々、予約が殺到したと伺いました。

【田中みな実】本当にほっとしました。でも、いざ発売が近づいてきたら「本当に買ってくれる人がいるのかな?」ってまた不安になって、眠れなくなりました(笑)。

――(笑)。撮影はスペインのバルセロナで行われたんですよね。

【田中みな実】6万枚も写真を撮って下さったんです。その中からカメラマンさんが2000枚に絞ってくれたものを、デザイナーさんに組んでいただいて、そのあと、編集さんとカメラマンさん、私の3人で意見が合致するものを話し合いながら作っていきました。

――具体的にはどういった視点でセレクトを?

【田中みな実】編集さんから見た読者視点、カメラマンさんの作品としての視点、あとは私が個人的に好きな写真を総合して選んでいった感じです。20代前半だったら、もっと自分の意見を押し通す部分もあったと思うんですね。でも、今回はプロフェショナルなスタッフさんそれぞれが思うベストな田中みな実を入れてほしかったから、自分ではあまりピンときていないカットも、すんなり受け入れることができました。

――苦労したカットはありましたか?

【田中みな実】バストの下半分が見えているショットは、不自然にならないようにみんなですごく考えました。信頼する担当編集者さんからの「どうしても撮りたい」というリクエストだったので、私も120%で返したいと思って。手の位置や角度を「見えてる、見えてる」とか言いながら微調整しながら作り上げた1枚です。

――下着なしで、服の上からバストの形がはっきり分かるショットもありますよね。
【田中みな実】最初、編集さんは「修整して形取りますか?」って言ってくれたんです。カメラマンさんにもご意見を伺ってみると、「作品としては残っている方が美しいけど、みな実さんのお気持ちもあるでしょうから」と。それを受けて、そのままにすることに決めました。スタッフとの厚い信頼関係から生まれた1枚です。