嵐を獲られた！？日テレに激震　ジャニーズと蜜月関係も…アノ３人の出演で“すきま風”か

　来年いっぱいで活動休止するジャニーズ事務所の人気グループ、嵐。その動向が注目されるが、ＣＤデビュー２０周年を迎えた先月にはツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどの公式ＳＮＳを開設して話題を集めた。そんな中、水面下では、嵐の争奪戦が波紋を広げている。

　すべては時代の流れか。かつては芸能界の中でもネットとは距離を置いていたジャニーズがその距離を縮めている。

　「一昨年は『Ｖ６』の岡田准一さんがＬＩＮＥライブを行ったほか、Ｎｅｔｆｌｉｘのオリジナルドラマに『ジャニーズＷＥＳＴ』が出演。昨年１月にはそれまでＮＧとされてきた所属アーティストのウェブニュースサイトでの写真を解禁したほか、木村拓哉さんや山下智久さんらが公式ＳＮＳをスタートさせました」（テレビ誌編集者）

　そして１１月には真打ち登場とばかりに、ついに看板アーティストである嵐がＣＤデビュー２０周年を機に、ＳＮＳを一斉解禁して注目された。

　さらに今月３１日からは嵐のドキュメンタリーシリーズ「ＡＲＡＳＨＩ’Ｓ　Ｄｉａｒｙ　Ｖｏｙａｇｅ」がＮｅｔｆｌｉｘで約１年間にわたって月ごとに英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、アラビア語など２８カ国語の字幕付きで全世界１９０カ国に配信されることが発表された。

　一気にネットとの融合に力を入れている観もあるジャニーズだが、こうした動きに複雑な感情を抱いているのが日本テレビだという。

　「うちの局は傘下にＮｅｔｆｌｉｘとはライバル関係のＨｕｌｕがあり、昨年引退した安室奈美恵さんのドキュメンタリー映像を独占配信するなど芸能コンテンツにも力を入れていました。それだけに嵐のドキュメンタリーは狙っていたでしょうし、それをライバルに奪われたことで局の上層部もショックを受けています。そもそも、ジャニーズさんとのパイプは『２４時間テレビ』をはじめ、タレント起用の実績もあり、かなりの自信を持っていましたからね」（日テレ関係者）

　そうした中、局内では嵐争奪戦に敗れた一因として、ある番組のキャスティングが話題になっているという。

　「今年の大みそかに放送する『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』の特番です。今年はジャニーズさんとたもとを分かった元ＳＭＡＰの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの３人が出演することになっており、それが蜜月だったうちとジャニーズさんとの関係にすきま風を吹かせているのではないかと局内でも噂になっています」（前出の同局関係者）

　来年もまだ嵐をめぐる戦いは続く。