小手伸也、ラジオ生放送で「アンタッチャブル」10年ぶり復活の舞台裏明かす…山崎の登場知らず「台本にはコウメ太夫と書かれていた」

引用元:スポーツ報知
小手伸也、ラジオ生放送で「アンタッチャブル」10年ぶり復活の舞台裏明かす…山崎の登場知らず「台本にはコウメ太夫と書かれていた」

 俳優の小手伸也が21日放送のTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜・前9時)に生出演。11月29日に放送されたフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」(土曜・後11時)でお笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也(43)、柴田英嗣(44)が10年ぶりに復活した裏側について語った。

 小手は、「アンタッチャブル」が「全力!脱力タイムズ」で10年ぶりにサプライズ復活した際に、山崎に扮して出演し柴田と漫才を披露した。

 しかし、ネタを忘れる小手にMCのアリタ哲平が業を煮やし、漫才を中断させ、その後もう一度呼んでくると言って連れてきたのは、本物の山崎というサプライズ演出だった。これに柴田は絶叫し、「バカ、だめだって。お前、違うってマジで」と倒れこんだ。大興奮の中「ちょっと、この番組でやるの」と戸惑いながらも、ジャケットを脱いで気合を入れ、10年ぶりの復活となった。

 この日の生放送で小手は、この時の収録を振り返り、山崎の登場について「僕は知らなかったんです」と明かした。台本には「アンタッチャブルさんのM―1のネタを前半完コピしてくれみたいな感じになって、ちょっと覚えて、でもなじませすぎるとうまくなっちゃうから、そこそこ下手な感じで。それで有田さんに切れられて僕がしょげて帰るまであった」と明かした。

 その上で代わりに出てくるタレントが「そこで新しく連れて来られる芸人さんが台本では別の芸人さんだったんです」とし、そのタレントが「コウメ太夫さんだったんです」と振り返った。

 出番が終わり、控えで座っていた時に目の前を山崎が通り過ぎたが、その時は「コウメさんにしてはめちゃめちゃクォリティーの高いザキヤマさんに寄せたなと」と思ったとし、「まさか本物だと思っていなくてコウメさんか僕にシークレットで世界一似ている人を連れてきた」と笑わせた。

 9月ぐらいに別の現場で有田と会った時に「脱力タイムズ」の出演オファーを受け、その時の有田の熱意が「小手さんじゃなきゃダメなんだ」とあまりに高く「直接言われちゃったのでマネジャーにお願いした」と出演に至った経緯を明かした。

 その上で、サプライズ復活は「有田さんと数名のプロデューサの人しか知らない」と振り返り、収録時のスタジオで2人が漫才を始めた時は「ネタがはじまった瞬間に人がすごい増えて熱い感じでアドリブ満載の漫才が始まってそれを温かい目で見守るスタッフとか有田さんとかすごい感動的でした」と話していた。 報知新聞社