引用元：スポーツ報知
女優の有村架純（２６）が、２０１８年に「万引き家族」でカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝くなど世界的に活躍する是枝裕和監督（５７）と初タッグを組むことになった。ＷＯＷＯＷの連続ドラマ「有村架純の撮休」（来年３月スタート、金曜・深夜０時）で、撮影が突然休みになった人気女優は、どんな一日を過ごすのか、という妄想を形にした異色作だ。
ある時は実家の母と過ごしたり、開かない瓶のふたに悪戦苦闘したり…。１話完結のオムニバスで、第１話を是枝監督が担当する。本人役を演じる有村は「直感で面白そうと思いましたし、自分にとっても意味のある挑戦になると思っています」と意欲を見せている。
是枝監督との初タッグには「とても貴重な機会ですし、本当にありがたい」。このほど行われた撮影を振り返り「寄り添ってくれる穏やかな人だなと思いました。すごく粘って、見放さないでいてくれる監督だなと思いました」と印象を語る。
一方の是枝監督も有村について「お芝居がとても端正な方。内に秘めたものが、たくさんある女優さんで、監督としては撮りがいがあります」。ドラマの内容は「ドキュメントなのかフィクションなのか、曖昧なところを狙いながら、彼女の新たな魅力を引き出せれば」と明かした。
全８話で２話以降は、映画「愛がなんだ」の今泉力哉監督（３８）ら各界のクリエイターが手掛ける。
報知新聞社
