ビートたけしのビブラートに「独特の魅力」高評価

引用元:日刊スポーツ
ビートたけしのビブラートに「独特の魅力」高評価

NHKは20日、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)に、ビートたけし(72)が歌手として初出場すると発表した。紅組、白組の枠を超えた特別企画の形で出場する。歌唱するのは「浅草キッド」。

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たけしは歌手としても1980年代~90年代にかけ、名義はさまざまだったが20枚近いシングルを出している。アルバムもベスト盤を含め15枚前後発売。80年ごろから漫才ブームが起き、たけしはビートきよしと組んだツービートとしてブレーク。その勢いもあって81年2月には、ツービート名義をのぞき個人名義最初の曲とみられる「俺は絶対テクニシャン」を発売した。

84年8月には「抱いた腰がチャッチャッチャッ」、85年2月には同名映画の主題歌にもなった「哀しい気分でジョーク」をリリースし、歌番組やバラエティー番組でも弟子のたけし軍団をバックに従えるなどし、スタジオで歌唱した。たけしは音楽業界で歌唱力も高く評価されている。音楽関係者は「少しかすれたような声で、ビブラート(声を震わせる歌唱)をきかせる歌い方は、聴く人をひきつけ、感動させる独特の魅力がある」と分析した。