NMB48・太田夢莉が卒業公演 「笑いが止まらないほど幸せ者です」

引用元:スポーツ報知

 NMB48・太田夢莉(19)の卒業公演となるチームN「N Pride」が30日、大阪・なんばのNMB48劇場で上演された。最初で最後のセンターを務めたニューシングル「初恋至上主義」などを熱唱。卒業セレモニーでは「実感がなさ過ぎて泣けない」と涙はなく、「笑いが止まらないほど幸せ者です」と笑顔であいさつした。

 12歳だった2012年2月に3期生として活動を始め、7年。12月1日に20歳の誕生日を迎える太田は、10代としてもNMBメンバーとしても最後の日となった。セレモニーには他チームの同期も駆けつけ、門出を祝った。

 エース候補と呼ばれながら、惜しまれつつ9月に卒業を発表した太田は「卒業を実感すると、ひたすら寂しい公演になってしまうので、逆にもう卒業しているつもりで来ました」と公演前の心境を吐露。最近になって増えたファンにも感謝して「自分を肯定してくれる方にこんなに出会えるなんて思っていなかった。アイドルにならなかったら、本当に悲惨な人生を送っていたと思う」と笑わせた。

 公演内のMCでは、14年から所属したチームNのメンバー全員に書いたメッセージを茶封筒に入れて渡したことも明かされた。石田優美(21)とは「お互いにイジり、イジられる関係性」で「寂しいなあ、終わっちゃうの」としみじみと話したが、石田から「これからも会ってな」と返されると「いやや」とバッサリ。会場を沸かせた。

 今後は女優業などを中心に活動していく。

報知新聞社