Netflixが100万人以上の会員をDisney+に奪われるも、全体の契約者数は増加する見込み

引用元:IGN JAPAN
Netflixが100万人以上の会員をDisney+に奪われるも、全体の契約者数は増加する見込み

Disney+の台頭により、Netflixは一部の契約者を失ったが、全体的には2019年度にさらなる成長を果たしそうだ。
調査会社コーエン・アンド・カンパニーのアナリスト、ジョン・ブラックリッジによると、NetflixはDisney+に100万人以上の会員を奪われたが、第4四半期に契約者数が760万人増加するという同社の予測は達成される見込みだという。ハリウッド・リポーターが報じた。
調査によれば、Disney+の2400万人のサブスクリプション登録者のうち、1940万人はほかのストリーミングサービスを同時に利用しているという。

「Netflix」画像・動画ギャラリー

また、Netflixの5.8%のユーザーは、同サービスのサブスクリプションをやめて、代わりにDisney+と契約した。しかし、前記のように、それでもNetflixの全体的な会員数は増えると見られる。なお、これらの数字は調査会社によるもので、Netflixとディズニーが公式に発表したものではない。正確な数字は、今四半期が終了したのち、2020年に両社の決算報告が出されるまで待たなければならない。
11月にローンチされたDisney+は初日に1000万人のサブスクリプション契約者を獲得し、上々の滑り出しを見せた。「スター・ウォーズ」ドラマ『マンダロリアン』などのコンテンツは同サービスの魅力となっている。

一方、Disney+の成功にも関わらず、ハリウッド・リポーターによるとNetflixは現在、全世界で1億5800万人の会員を擁しており、2019年末までに1億6600万人まで増加すると見込まれている。
11月にDisney+とApple TVがローンチされたことにより、ストリーミングサービスの市場競争はますます白熱化している。業界の今後の展開から目が離せない。

Andrew Smith