『パワーレンジャー』ハリウッド実写版、リブート企画が進行中か

『パワーレンジャー』ハリウッド実写版、リブート企画が進行中か

 日本の特撮シリーズ“スーパー戦隊”の英語版ローカライズとして全米放送されたテレビシリーズ『パワーレンジャー』。1995年と2017年にハリウッド映画化されたが、映画化権を取得したパラマウント・ピクチャーズが再映画化を進めているという。

【写真】2017年版映画『パワーレンジャー』フォトギャラリー

 Varietyによると、パラマウントは脚本の執筆に、2018年のヒット映画『ピーターラビット』の第2弾『Peter Rabbit 2:The Runaway(原題)』の脚本を担当したパトリック・バーリー(Patrick Burleigh)を起用したという。リブート版の監督はネットフリックスのオリジナルドラマシリーズ『このサイテーな世界の終わり』のジョナサン・エントウィッスルが打診を受け、現在、初期段階の交渉に入っているという。

 キャストやあらすじなどの詳細は不明で、ハスブロ傘下のオールスパーク・ピクチャーズが製作する。

 ライオンズゲートが映画化した2017年版『パワーレンジャー』は、古代の地球を守った5人の戦士からパワーを引き継いだ5人の若者が、新たな脅威に立ち向かうさまを描いた。

 シリーズ化を視野にディーン・イズラライトが監督、ディズニー映画『アラジン』のジャスミン役に抜擢される前の女優のナオミ・スコットなどが出演したが、製作費1億ドル(約109億円)に対し、世界興収が約1億4200万ドル(約155億円)と振るわず、続編が製作されることはなかった。