2019年最終週に突入 プラス組・マイナス組の二極化進むか、再度混戦か/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
2019年最終週に突入 プラス組・マイナス組の二極化進むか、再度混戦か/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月16日1回戦に出場する4選手を発表した。2019年のMリーグは今週で終了。徐々にプラス組・マイナス組がはっきりしつつある中、どんな年末週を迎えるか。

【中継映像】プラス組VSマイナス組

 8チームによるリーグ戦ながら、一時はトップと最下位の差が300ポイントほどという大混戦になっていたが、12月に入り徐々にポイントプラスのチーム、マイナスのチームの差が広がっている。プラスの上位4チームは全て+100以上。逆に下位チームも全て▲100以下と、分かりやすい構図になってきた。レギュラーシーズンは中間地点を過ぎたばかりだが、上位はさらなる逃げ切り、下位は早い段階で混戦に戻したいところだ。

 リーグ2位のEX風林火山からは滝沢和典(連盟)、同4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは前原雄大(連盟)が出場する。滝沢は個人7位、前原は3位と、それぞれチームを引っ張る存在として大活躍だ。首位を走るKADOKAWAサクラナイツに迫るべく、両者とも積極的にトップを狙ってきそうだ。

 リーグ5位のセガサミーフェニックスからは近藤誠一(最高位戦)、同6位のTEAM雷電からは黒沢咲(連盟)が出場する。今期はセミファイナル(上位6チーム)が導入されたこともあり、最初に設定されるラインは6位と7位の間。7位のU-NEXT Piratesを含め、5~7位がわずか15.2ポイント差にひしめき合っており、まずはここを抜け出して、次に上位4位以内を目指すというのが、直近の目標となる。

【12月16日1回戦】

EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人7位 +103.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟) 個人3位 +229.4
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人6位 +124.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人26位 ▲177.5

【12月13日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +269.4(48/90)
2位 EX風林火山 +176.5(46/90)
3位 渋谷ABEMAS +161.3(48/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +101.2(46/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲118.0(46/90)
6位 TEAM雷電 ▲124.1(46/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲133.2(48/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲333.1(48/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。