大森南朋&田中哲司らが演じる“情けなく最低の男“に長澤まさみ「求めているものに出会えるのか…」

引用元:中日スポーツ
大森南朋&田中哲司らが演じる“情けなく最低の男“に長澤まさみ「求めているものに出会えるのか…」

 俳優大森南朋(47)が主演し、ヒロインに長澤まさみ(32)を迎えた舞台「神の子」(作・演出・赤堀雅秋)が15日、東京・本多劇場で初日を迎え、出演者らが囲み取材に応じた。

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 大森、田中哲司(53)、でんでん(69)が演じる警備員のバイトで暮らす男3人がボランティア役の長澤や、スナックのママらと少しずつ交差しながら、単調な日常の中のいとしさに気づかされるという物語。

 大森は「人として情けなくてどうしようもない男を演じます。妙な緊張感でソワソワしています」とコメント。長澤は「今自分がいる場所にいていいのか迷う役。(大森演じる主人公に)出会うことで求めているものに出会えるのか、そこが見どころかな」と話した。

 「登場人物の中で一番最低な役だと思います。細かくは言えないが、最低なんです!」と強調した田中は「思う存分楽しみたい」とも。

 「情けなく、最低の男」たちがどんな舞台を繰り広げるのか、注目の東京公演は30日まで。名古屋公演はウインクあいちで来年1月7日~9日、静岡公演は浜松市浜北文化センターで同月25、26日。