「モトカレマニア」最終話をレビュー 3組の男女の恋愛は“完全無欠のハッピーエンド”に

引用元:ねとらぼ
「モトカレマニア」最終話をレビュー 3組の男女の恋愛は“完全無欠のハッピーエンド”に

 昨日、12月12日に「モトカレマニア」(フジテレビ系)の第9話、最終話が放送された。今どき全員が全員、これほどハッピー全開で終わったドラマは記憶にない。ラブラブで何よりだ。

【画像】一目でわかる最終回の人間関係

さくら&白井は、この先の未来も見てみたい

 最初に結論を出したのは丸の内さくら(山口紗弥加)だった。駒込和真(淵上泰史)を呼び出したさくらは「14歳のときからずっと、田端さくらは駒込和真が大好きでした」と告げ、自分が書いた小説を全て和真にプレゼントした。

 「いろんな思い出をありがとう。全部、ここに書いてあります」(さくら)

 重い。何冊もの本は物理的に重いし、さくらの思いも重い。そして、「じゃあな」と言い残して彼女は和真の元から去った。

 「私のことは私が幸せにする」(さくら)

 吹っ切ったように見えなくもないが、そんな簡単には吹っ切れない。傷心のさくらを吹っ切らせてくれそうなのは白井忠文(関口メンディー)である。

 「『がんそば』の男の子、カッコイイっすもんね。『俺が幸せにする』って、こんなの言えないな。僕が言うなら、『一緒に幸せ探しましょう』。……どうっすか。ロマンス感じました?」(白井)

 誰かと一緒に色んな場所へ遊びに行ったり、おいしいものを食べに行く。そういうことが今のさくらには必要だ。白井が家に泊まりに来たとき、同じように爆睡していた自分にさくらは驚いた。わかる。一緒に眠れるかどうかって物凄く大事だから。白井と一緒にいれば、さくらは落ち着けるということ。

 さくらを待ち伏せていた白井は「僕はあなたのことが大好きで~す!」と絶叫。そして、さくらを抱えたままメリーゴーランドのように回った。まさに、メンディーゴーランド! まさか、一番ステキなシーンがこのカップルから生まれるとは夢にも思わなかった。さくらと白井に関しては、この先も見てみたい。誠実とは真逆だった初恋の男が忘れられないさくらを一途に想う白井。徐々にさくらは吹っ切れ、そして白井に引かれていく……。2人はこのドラマのダークホースだったと思う。