幻灯劇場が“いつかの日本”を描く、1回限りの音楽劇「0番地」

幻灯劇場が“いつかの日本”を描く、1回限りの音楽劇「0番地」

幻灯劇場「0番地」が、2月8日に京都・京都府立文化芸術会館で上演される。

本作は“言葉”を代表の藤井颯太郎、“動き”を本城祐哉、音楽を藤本匠と幻灯劇場メンバーが手がける音楽劇。海に分断され、8つの陸地に分かれた“いつかの日本”では、最も小さな島に暮らす民族・バンチが、労働力として本土へ連れてこられ、小さな居住区に住んでいた。それから数十年が経地、差別や偏見は薄れたものの、バンチは絶滅しかけていて……。公演は8日17:20からの1回のみで、上演時間は約1時間となる。

【写真】幻灯劇場「0番地」稽古場の様子。(撮影:谷口祐)(メディアギャラリー他5件)

なお本作は「Kyoto演劇フェスティバル」のU30支援プログラムにラインナップされている。「0番地」のチケットで、同日上演のFalling Star、市民劇団O2劇場、ユニットあくびの作品も観劇が可能だ。詳細は「Kyoto演劇フェスティバル」公式サイトで確認しよう。

■ U30支援プログラム 第2弾 幻灯劇場「0番地」
2020年2月8日(土)
京都府 京都府立文化芸術会館

言葉:藤井颯太郎
動き:本城祐哉
音楽:藤本匠と幻灯劇場
出演:今井春菜、小野桃子、新保七海、城野佑弥、谷風作、橘カレン、戸根亮太、富永みさと、鳩川七海、波羅誠治、平元花奈、藤井颯太郎、本城祐哉、松本真依、村上亮太朗