「おは朝」のキリマンジャロ挑戦特番でアルピニスト・野口健氏「シリーズ化すればいい」

引用元:スポーツ報知

 大阪・ABCテレビの岩本計介アナウンサー(43)と天気予報士の正木明氏(58)が12日、大阪市福島区の同局で、「おはよう朝日です 40周年記念特別番組 キリマンジャロに挑戦 ほぼノーカット版スペシャル」(28日・前8時、関西ローカル)の収録に参加した。

 2人は今年9月、「おはよう朝日です」(月~金曜・前6時45分)の40周年企画でアフリカ最高峰キリマンジャロ(標高5895メートル)の登頂に挑戦。同9~12日の4日間連続放送で11%以上の視聴率をたたき出し、今回、特番として改めて放送されることになった。

 岩本アナは「ありがたいことに、周りから『イッキに見たい』『映っていないところもあるはず』と反響をいただいた」と感謝。正木さんは「よく行くスターバックスのマグカップに、山のイラスト付きで『キリマンジャロ、お疲れさまでした』と書かれてあり、感動しました。『おは朝』すごいな~」と笑顔を見せた。

 番組には、親子一緒にキリマンジャロを制覇したアルピニスト・野口健氏(46)と長女の絵子さん(15)がゲスト出演。野口氏は、極限状態の中で山頂到達を目指した2人の奮闘を映像で見て「仕事で行くプレッシャーは、私が一人でふらっと行くのとはわけが違う。いろんなものを背負っていたんだと思う」と絶賛。一方で「ヒマラヤだと視聴率も上がるし、氷河が美しく、違う絵が撮れる。ネパールはWi―Fiもあるし、予算をかけずに中継できる」とシリーズ化を勧め、2人はタジタジにさせた。絵子さんも「いつでもサポートします」と乗り気だった。

 年末恒例の「今年の漢字」がこの日発表されたことにちなみ、岩本アナは「新」とつづり「新しい扉を開けることができた。アナウンサーとして大きな1ページになった」。正木氏は天気予報士らしく「暖」を掲げて「人のあたたかさに触れました」と話した。

報知新聞社