伝説レーサーが感心したRGジュニアの“車愛”

引用元:東スポWeb

 お笑いコンビ「レイザーラモン」RG(45)が12日、大阪市のTOHOシネマズなんばで行われた映画「フォードVSフェラーリ」(来年1月10日全国公開)の試写会イベントに登場した。

 アカデミー賞最有力候補の声も上がる同作は、マット・デイモン(49)演じる元カーレーサーのキャロル・シェルビーと、クリスチャン・ベイル(45)演じる元レーサーのカーデザイナー、ケン・マイルズがフォード社の命を受け“ワンチーム”を結成。ル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑み、奇跡を起こすという実話に基づく物語だ。

 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将に扮して登場したRGは、ロックユニット「B’z」のラグビー日本代表応援ソング「兵、走る」に乗せて「男の友情あるある」を披露。ただ、会場の反応はイマイチで、同席した日本人初のル・マン総合優勝者の関谷正徳氏(70)も「ちょっとついていけなかった」と面食らった。

 RGは「時間がないので巻いてくれって言われまして、サビからスタート。あるある史上最短かもしれない。ネタバレの可能性もあるし、今日は何を言ってもダメでしたね。今日のあるあるは滑ったので、ジャッカルしといてください」と弁解した。

 そんなRGは、現在中学2年になる息子についても言及。「『モータージャーナリストになりたい』と言ってるんです。今日の映画の仕事のことを教えたら『僕、見に行こうと思ってた』って言うんです。『こっそり観賞券もらってきてあげるよ』って言ったんですけど、『僕、ちゃんとお金払って見るよ』って」とうれしそうに明かした。

 幼少のころから、東京モーターショー開催中は毎日見に行くほどの“ガチ”の車好きだそうで「くまなく見て回っている。一番最後の日に、コンパニオンの皆さんが『お疲れさま、頑張ったね』って泣いてるんですけど、うちの息子も泣いてた。それを見た嫁ももらい泣きしてた」と笑った。

 これを聞いた関谷氏は「僕も物心ついた時から、車の道で生きるって決めてたんですけど、生きる方向性を見つけてる。そういう子って少ないから、今の若い人たちに必要かなって思う。カートをやるには遅いけど、車を運転をするようになってからジャーナリストになればいい」と太鼓判。RGも「ぜひ関谷さんに預けたいと思います」と喜んだ。