ミス・ユニバースで南アフリカ代表の黒人女性が優勝!

引用元:ELLEgirl

アトランタで12月8日(現地時間)に行われたミス・ユニバース世界大会の決勝で、南アフリカ代表のゾジビニ・ツンジさんが見事優勝。このコンテストで黒人女性が栄冠に輝くのは、2011年のアンゴラ代表レイラ・ロペスさん以来のこと。

CNNによれば、今年は初めて「ミス・アメリカ」「ミスUSA」「ミス・ティーンUSA」のすべてで黒人女性が優勝したそう。

ゾジビニさんの優勝は、多くの意味で注目に値すると言える。たとえば、彼女は世界のどの地域の黒人女性にも多いいっぽうで、ミスコンテストの世界では珍しいショートヘアで出場。昔ながらの「美しさの基準」に反対する態度を示した。


ミス・ユニバースで南アフリカ代表の黒人女性が優勝!


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また、閉会の言葉でゾジビニさんは、「私が育ったのは、私のような女性、私のような肌と髪を持つ女性が決して美しいとは言われなかった世界です」「それを終わらせる時が今日、来たのだと思います」と述べている。

ただ、多くの人がゾジビニさんの優勝の理由だと考えているのは、コンテストのなかでの彼女のスピーチ。若い女性たちがリーダーシップスキルを身に付けることの重要性を訴えたことだそう。

アメリカの超人気司会者オプラ・ウィンフリーも、ゾジビニさんの言葉に注目。ツイッターを通じてお祝いの言葉を贈るとともに、自ら創設した学校「オプラ・ウィンフリー・リーダーシップ・アカデミー」に、スピーカーとして招きたいと書き込んでいる。


ミス・ユニバースで南アフリカ代表の黒人女性が優勝!


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ツンジさんのスピーチの主な内容は、次のようなもの。「(リーダーシップは)非常に長い間、若い女性や少女たちに欠けていたものです。それは、女性たちが(リードすることを)望まないからではありません。女性はこうあるべきものというレッテルを、社会が女性たちに貼ってきたからです」

「世界で最も強いのは、私たちだと思います。私たちにはあらゆる機会が与えられるべきであり、そのことを少女たちに教えるべきなのです。社会において存在感を示し、自分自身を確立することほど、重要なことはありません」

社会における女性について、ミス・ユニバースでこれほど的確な発言をした人は、これまでいなかったかもしれない。オプラが関心を持つのも当然のことと言えそう!
(From Harper’s BAZAAR)